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モンスターハンターポータブル 2nd モンスターハンターポータブル 2nd G 機種:PSP、iOS(2G) 作曲者:甲田雅人、成田暁彦、小見山優子、深澤秀行(2G)、牧野忠義(2G) 発売元:カプコン 発売年:2007、2008(2G) 概要 携帯機の「モンスターハンターポータブル」シリーズの2作目。『モンスターハンター2』をベースにした作品。 『モンスターハンターポータブル 2nd』では新しい村のポッケ村が拠点となり、新モンスターのティガレックスとドスギアノスとアカムトルムが追加された。また、白ランポスの名称がギアノスに変更された。 他にも『モンスターハンターポータブル』や『モンスターハンター2』の不満点が改善されている。 音楽も「ポッケ村のテーマ」や「牙を剥く轟竜/ティガレックス」など新規の音楽が追加されている。また、過去作の音楽も使用されている。 『モンスターハンターポータブル 2nd G』は『モンスターハンターポータブル 2nd』のアップグレード版として発売され、追加要素としてG級クエストと村長上位クエストなどのボリュームアップに加え、新たなステージとして、『モンスターハンター フロンティア オンライン』で追加された樹海と完全新規のステージの雪山深奥が追加された。 新モンスターはナルガクルガ、ウカムルバス、クイーンランゴスタ、激昂ラージャン、傷無しのイャンガルルガ、一部の既存モンスターの亜種などが追加されている。 また、『フロンティア オンライン』で登場したヒプノックとヴォルガノスが登場し、キングチャチャブーがボスモンスターに昇格した。 その他にもG級クエストではモンスターに新モーションが追加されたり、新しい武具やオトモアイルーの登場など非常に多くの追加要素があり、シリーズの中でもトップクラスのボリュームを誇る。 音楽は一部のステージの汎用戦闘BGMが『フロンティア オンライン』で使用された音楽になり、新規の音楽では「闇に走る赤い残光/ナルガクルガ」や「絶対零度」などが追加されている。 凄まじい売り上げを記録したことでも有名で、『モンスターハンターポータブル 2nd』はPSP用ソフト初の100万本の売り上げを達成し、最終的には約172万本以上売れている。 この作品の発売後に前作の『モンスターハンターポータブル』も100万本を達成した。(Best版含む) アップグレード版の『モンスターハンターポータブル 2nd G』は約418万本以上の売り上げ(Best版含む)を達成し、シリーズの人気を不動のものとした。 当時はPSPソフトの中ではダントツ1位の売り上げであったが、現在では続編の『モンスターハンターポータブル 3rd』に抜かれている。 (モンハンポータブルシリーズ 前作:モンスターハンターポータブル 次作:3rd) 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 モンスターハンター サントラブック収録曲 旅立つ者へ 共通 キャラクターセレクト 豊穣の大地 共通 森丘(昼) 眼光 -The Hunted- 共通 大型モンスター被発見時 焼けつく風 2ndG 旧砂漠 霧の向こうへ 2ndG 旧沼地 磔の大地 2ndG 旧火山 大瀑布 2ndG 旧密林 Triumph! 共通 クエストクリア 上手に焼けました~! 共通 肉焼きBGM(成功) モンスターハンター2 サントラブック Vol.1収録曲 新緑の大地(昼) 共通 密林(昼) 新緑の大地(夜) 共通 密林(夜) 密林の無法者/ババコンガ 甲田雅人 2nd 密林の汎用戦闘BGM 白夜の砂丘(昼) 共通 砂漠(昼) 白夜の砂丘(夜) 共通 砂漠(夜) 一本角の盾大名/ダイミョウザザミ 甲田雅人 2nd 砂漠の汎用戦闘BGM 断念の教訓 共通 クエスト失敗 安寝の時間 共通 マイハウスで睡眠 闃然の湿原(昼) 共通 沼地(昼) 闃然の湿原(夜) 共通 沼地(夜) 湿原に咆える奇獣/ゲリョス 甲田雅人 2nd 沼地の汎用戦闘BGM 白銀の世界(昼) 共通 雪山(昼) 白銀の世界(夜) 共通 雪山(夜) 白い闇の住人/ドドブランゴ 甲田雅人 2nd 雪山の汎用戦闘BGM 烈火の岩山(昼) 共通 火山(昼) 烈火の岩山(夜) 共通 火山(夜) 火山の重鎮/グラビモス 甲田雅人 2nd 火山の汎用戦闘BGM モンスターハンター2 サントラブック Vol.2収録曲 熱砂に送られし刺客 百石元 2ndG 小闘技場の汎用戦BGM 死闘の円形闘技場(コロセウム) 共通 大闘技場の汎用戦闘BGM 街衢の荒廃(昼) 岡田信弥 共通 戦闘街(昼) そびえたつ塔 成田暁彦 共通 塔(昼) 塔に現る幻/キリン 甲田雅人 2nd 塔の汎用戦闘BGM 悠久の場所 甲田雅人 岡田信弥 2ndG 森丘(夜) プーギーウーギー☆ 岡田信弥 共通 プーギーをなでる プーギー御満悦☆ 共通 プーギーなで成功 試練の選択を 成田暁彦 共通 訓練所 モンスターハンター 狩猟音楽集収録 ウルトラ上手に焼けました~! 共通 肉焼きBGM(大成功) Monster Hunter Portable 2nd 甲田雅人 2nd オープニング 2ndG エンディング ポッケ村のテーマ 成田暁彦 共通 村の中 第7回380位第8回329位第9回547位第14回845位第16回962位冬・雪・氷13位癒し3位2000年~2007年104位PSP9位 ポッケ農場の一日 共通 農場 もうひとつのお楽しみ 小見山優子 共通 ダウンロードメニュー 雪村の盛り場 成田暁彦 共通 集会所 小粋な板前たち 共通 アイルーキッチン 命継ぐ者 甲田雅人 2nd エンディング モンスターハンター 狩猟音楽集II収録 咆哮/リオレウス 甲田雅人 共通 森丘の汎用戦闘BGM 太古の律動/リオレイア 2ndG 旧密林の汎用戦闘BGM 真紅の角/モノブロス 2ndG 旧砂漠の汎用戦闘BGM 毒霞/ゲリョス 2ndG 旧沼地の汎用戦闘BGM 地裂/グラビモス 2ndG 旧火山の汎用戦闘BGM 動く霊峰 共通 ラオシャンロン戦(エリア1,2) 勇者のためのマーチ 共通 ラオシャンロン戦(エリア3,4) 最終決戦 共通 ラオシャンロン戦(エリア5)「英雄の証」のショートバージョン ラストバトル287位 唸る一匹狼/イャンガルルガ 共通 イャンガルルガ戦 嵐に舞う黒い影/クシャルダオラ 共通 クシャルダオラ戦 炎国の王妃/テオ・テスカトル&ナナ・テスカトリ 共通 テオ・テスカトル&ナナ・テスカトリ戦 深い森の幻影/オオナズチ 共通 オオナズチ戦 和風25位 老山龍!? 共通 シェンガオレン戦 大敵への挑戦 共通 シェンガオレン戦最終エリア 空に浮く山岳/ヤマツカミ 2ndG ヤマツカミ戦 黄金の鬣/ラージャン 共通 ラージャン戦 牙を剥く轟竜/ティガレックス 共通 ティガレックス戦 トラウマ49位PSP54位 獄炎の覇王/アカムトルム 共通 アカムトルム戦 舞い降りる伝説 共通 ミラボレアス戦 祖なる龍 共通 ミラボレアス(ミラルーツ)戦 ゲームソング369位 Monster Hunter Portable 2nd G 小見山優子甲田雅人成田暁彦 2ndG オープニング 深き木々の大海~昼 甲田雅人牧野忠義 2ndG 樹海(昼)フロンティア版より音が増えている 深き木々の大海~夜 2ndG 樹海(夜)フロンティア版より音が増えている 眠りへの誘い 牧野忠義 2ndG ヒプノック登場ムービー 樹海の眠鳥/ヒプノック 甲田雅人 2ndG 樹海の汎用戦闘BGM 怒れる雪獅子/ドドブランゴ 深澤秀行 2ndG 雪山の汎用戦闘BGM 密林の大食漢/ババコンガ 成田暁彦 2ndG 密林の汎用戦闘BGM 双角猛る砂漠の暴君/ディアブロス 小見山優子 2ndG 砂漠の汎用戦闘BGM 毒湿地の蟹将軍/ショウグンギザミ 深澤秀行 2ndG 沼地の汎用戦闘BGM 炎河の溶岩竜 牧野忠義 2ndG ヴォルガノス登場ムービー マグマを纏う炎魔/ヴォルガノス 深澤秀行 2ndG 火山の汎用戦闘BGM 秘境の伝説 2ndG 塔の汎用戦闘BGM 水上の戦慄 百石元牧野忠義 2ndG 水上闘技場闘技場の戦闘BGMのアレンジ 黒き迅竜 成田暁彦 2ndG ナルガクルガ登場ムービー 闇に走る赤い残光/ナルガクルガ 2ndG ナルガクルガ戦 第5回560位第6回983位第7回637位第9回504位和風237位PSP4位 目覚めの章~魂を宿す唄 甲田雅人牧野忠義 モンスターハンター 狩猟音楽集III収録 絶対零度 牧野忠義 2ndG ウカムルバス戦※狩猟音楽集III収録版は厳密には2ndG版ではない 冬・雪・氷48位PSP163位 サウンドトラック モンスターハンター 狩猟音楽集 Disc1に過去作の音楽(一部はMHP2でも使用されている)とDisc2にMHP2で新たに作曲された音楽を収録。(「獄炎の覇王/アカムトルム」は収録されていない) モンスターハンター 狩猟音楽集II~咆哮の章~ Disc1に「獄炎の覇王/アカムトルム」と過去作の戦闘BGM(MHP2Gでも全て使用されている)とDisc2にMHP2Gで新たに作曲された音楽を収録。(「絶対零度」とMHP2Gのエンディングは収録されていない) モンスターハンター 狩猟音楽集III Disc1に「絶対零度」を収録。ただしMHP2Gの音源とは微妙に異なる。Disc2に過去作の音楽が収録されており、一部の音楽がMHP2やMHP2Gでも使用されている。 モンスターハンター2 サントラブック Vol.1 ジャンボ村の歌 MHP2やMHP2Gで使用されている音楽が一部収録されている。 モンスターハンター2 サントラブック VOL.2 ドンドルマの旋律 モンスターハンター サウンドトラック ブック MHP2やMHP2Gで使用されている音楽が一部収録されている。 MONSTER HUNTER 2004-2012[LIFE] MHP2やMHP2Gでも使われた音楽が収録されている。 MONSTER HUNTER 2004-2012[HUNT] MHP2やMHP2Gでも使われた音楽が収録されている。 PV(iOS)
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Photography by Johnny_wave 解説 空中で単発薙ぎ払い火炎のあと確率高めで爪ひっかきorブレス薙ぎ払い火炎はよくやってくるためチャンスは多い 動画URL https //twitter.com/gunlance1991/status/1479520484459184129?s=21 情報提供者 HirokA 解説 特大ブレス怒り時は、滑空爪攻撃→強ブレス→特大ブレスという派生がくるので、滑空爪攻撃を避けたらすぐレウスの真下へ行き、強ブレスを撃つ少し前に着火。また、着地する爪攻撃後は真下に位置どりしやすく、安全に狙うことができる。 動画URL https //twitter.com/shotanstyles/status/1481276305572528138?s=21 情報提供者 Peachboy
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第1幕~クエスト☆☆☆☆ 第1幕~クエスト☆☆☆☆ もうすぐエレノア達が向こう側に回り込み、合図をくれるはずだ。 そんな事を知る由もなく、リオレウスは呑気に欠伸をしている。 それもそうだろう、リオレウスを脅かせる者は自然界にはそういないのだから。 降り注ぐ陽の光は暖かく、抜ける風は心地良い。 この陽気ではリオレウスでなくても羽を伸ばしたくなる。 『ルー…』 名を呼ばれた男は振り返り、どうしたの?といった表情をする。 『怪我…大丈夫?』 男の手甲の端からは包帯の白い布がはみ出ている。 それだけではない、胴鎧からも何ヶ所か包帯らしいものが見えている。 あの後、クエストをリタイアして急いで村に戻った。 幸い村に戻る頃にはルインの容態も少しずつではあるが落ち着いてきているようにも見えた。 しかし、ルインの意識は戻らない。 村に戻って1日、2日、一週間たっても戻る事はなかった。 ギルドの医師が言うには出血が多すぎた、と。 『覚悟はしておいて下さい』と言った医師の言葉に胸が詰まりそうだった。 エレノアと交代でルインの傍でずっと彼の名を呼ぶ、ルインが少しでも自分達を仲間だと思ってくれているのなら、自分達の声で戻ってきてくれるかも知れない。 そう信じて、そう自分に言い聞かせルインの名を呼び続けた。 ウォーレンもルインの事が気になるのか時折【栄養剤】などを差し入れに来ていた。 栄養剤は身体の代謝を高め、体力を増強させる効果があるが、寝ているルインに飲ませる事は難しい。 『リシェス……?』 それは村に戻ってきて二週間が経とうとしていた朝方の事、眠気に負けついウトウトとしている時だった。 部屋にはルインと自分だけ。 呼ばれる筈のない自分の名前。 ルインを見ると生気の無い目が開きこちらを見ている。 『元気ないね…、どうしたの?』 そう言われた瞬間涙が溢れてきた。 『リシェス?』 彼は困った様な顔をしながら問いかける。 『馬鹿!』 言いたい事は他にあった。 無事で良かった、生きていてくれて良かった。 だが、口から出たのはその一言だけだった。 嬉しくて、笑いたいのに何故か溢れてくる涙。 声を上げ、ルインに抱きつきながらただ泣いた。 憔悴しきった彼女の顔、動かない自分の身体、最後に見た真紅の飛竜。 断片的な記憶を辿り、今の状況を把握する。 『ごめんね……』 痛みに耐えながら何とか手を動かし、彼女の肩に添える。 どんなに考えても謝る言葉しか浮かばなかった。 足音が聞こえたと思うと突然ドアが開く、それも壊れるのではないかという程の勢いで。 『どうしたんですか?!』 入って来たのはエレノア、恐らくリシェスの泣き声が聞こえたのだろう。 『ルイン…!?』 驚いた顔で自分を見ているルインに気付き、ドアを乱暴に開けた事を少し後悔した。 『エレノアは元気そうだね』 そう言われて顔が紅潮していくのが分かる。 普段リシェスに“おしとやか”にと注意している分、余計に恥ずかしい。 ルインは嫌みで言っている訳ではないのだろうが、とても憎たらしく聞こえた。 『ルー、エレノアも寝ないで傍に居てくれたりしたのよ、仲間が心配だって』 ようやく落ち着いたのかリシェスが口を挟む。 『そう、心配かけてごめんね』 『…ッ!う、ウォーレンを呼んで来ます!』 そう言うとエレノアは再びドアを開け、慌ただしく走り去っていった。 残された2人は顔を見合わせ不思議そうに首を傾げる。 『おかしな事言ったかな?』 苦笑いしながらルインが言うと、リシェスは笑いながら照れてるのよ、と答えた。 暫くするとエレノアが戻って来たのか廊下に足音が響く。 ウォーレンもいるのだろう、不規則に刻まれる大小の足音、時々聞こえる木の軋む音がこの建物の古さを教えてくれる。 『生きていたのか』 『何とか、ね』 入って来るなりウォーレンが不満げに言う。 ルインは怒る様子もなく笑いながら答えた。 ウォーレンの横ではエレノアがまだ恥ずかしそうに下を向いている。 『ウォーレンも心配してくれていたの、それに色々持ってきてくれたのよ』 リシェスの視線を追いかけるとベッドの脇の小さな棚の上には回復薬や栄養剤といった薬が置いてあった。 それも少量ではなく、数もそれなりにあった。 『ありがとう……』 ルインは静かに頭を下げる。 ウォーレンは手で止めろと合図をし、部屋を見渡す。 『いや、構わん“ついで”に調合しただけだ、それにしても……』 ルインが寝ている時には心配であまり気にならなかったが、この部屋は殺風景だった。 ルイン自体がこの村に来て間もないという事もあるのだが、それにしても“物が無さ過ぎる”。 道具を入れておくための箱、これはギルドが各部屋に支給する物だが、その中身以外にルインの私物といえる物は壁に掛けられた彼の物とは違う剣。 大きさを見れば片手剣だと分かるが、彼がこの剣を持って狩りに出たところを見たことがない。 『それは、父さんの使っていた剣なんだ』 みんなの視線が剣に集まったのを察したのかルインが言った。 ハンター達は他のハンターの武器を使う事はない。 武器とは自分達の相棒。 共に戦う仲間達と同じように信じるべき物である。 それを他人が造り、他人が鍛えた物を使うのはハンターとしての誇りが許さなかった。 例えそれが親の物であっても。 自分の持つ相棒は自分が狩った者達に敬意を払いながら持つ物だという考え方が一般的だった。 『では聞かせて貰おうか?何故リオレウスに1人で突っ込んだ?』 壁に掛かった剣を見ながらウォーレンが言う。 途端に空気が重たくなった気がした。 『ずっとリオレウスを探してた、リオレウスを倒す事だけを考えながら』 何かを我慢する様にゆっくりと話始める。 ルインの表情が暗いのは怪我のせいではないだろう。 『あれはまだ俺が小さい時、遊びでそこの剣を持たせてもらったけど、重くて持ち上げる事も出来ない頃…』 それは思い出。幼い頃の暗い記憶。 思いだそうとするだけで胸の奥に黒い物が渦巻いてくる。 “それ”は少しでも気を緩めようものなら、溢れ出し目に映る全てを壊そうと暴れ出そうとする。 ゆっくりと息を吸い込み、高揚しないように深呼吸をする。 『父さんと母さんの狩りの話を聞きながらハンターになるのをずっと夢見てた。自分もいつか両親の様に凄腕のハンターになるんだって。“あの夜”も夢でどんな飛竜を狩ろうかと楽しみにしながらベッドの中に潜り込んだんだ…』 そう言ってルインは窓の外に目を向ける。 外はまだ昼にもなっていない。 しかし彼は窓に映る自分の姿に過去を見ているのだろう。 彼の目にいつもの力強さは無く、幼い子供の様に見えた。 『寝てしまえば起きるのは次の日の朝…、母さんがうるさく怒鳴るまで起きなかった。起きないはずだった。 でも…その夜は違った。 寝苦しくて、でも隣の母さんは普通に寝てて…。 何だか嫌な気分だった。 ふと何かと思って外を見ると、“空が燃えてた”。 大袈裟、と思うかも知れないけど…』 静かに語るルインの瞳は虚ろな視線を流しながら揺れる。 『夜である事を忘れてさせる程に、激しい音と村の人の叫び声。俺は怖かった…、父さんと母さんは外に出て戦っていたみたいだけど、俺は怖くてただ毛布にくるまって震えている事しかできなかった…!』 握った拳が震える。 言葉の節々から彼の激しい怒りを感ずる事ができた。 いやそれは“悔しさ”、後悔だろうか。 村の上空を恐るべき速さで飛び回り、家や人を次々に灰塵へと変えていく。 窓から入ってくる滅びの炎の煌めきが少年の恐怖心をいっそう煽りたてる。 激しい轟音が響く度に炎が揺れる。 焦りに焼かれた男の声。 絶望を見る女の声。 迎えに来てくれる、すぐに、父が、母が。 村の火もすぐに静まるはずだ。 少年は神に祈った。 助けて、と。 ただ無心に祈った。 ただ祈りの言葉を繰り返す。 村を、父を、母を、自分を助けて、と。 そして少年は神が残酷だと言うことを知る。 一際大きな爆音、激しく揺れる世界。 最後に見えたのは迫り来る“天井”。 自分でも信じられない程の叫び声を上げ、自分の叫び声を聞きながら少年は闇の中へと飲み込まれていく。 激しい地響きと共に迫り来る天井。 逃げる事も忘れただ叫ぶだけしかできなかった。 天井に下敷きになる瞬間目の前が真っ暗になった。 『それから気がついた時にはもう静かになってた、死んじゃったんだって思ったりもしたけど、体中に走る痛みがまだ生きてる事を教えてくれてた……』 そう言って彼は腕を撫でる、ハンターは大小はあるが“消えない”傷を持っている。 モンスターに噛みつかれたり、鋭い爪で切り裂かれたり。 後に残る傷を誰もが持っている。 ルインの手や体にある傷もそういったモノなのだろうと思っていた。 しかし、それだけでは無いようだ。 折れた木片、柱としての役目を終え、ただ人を傷付ける凶器と化す。 裂けた板は肉を裂き、折れた柱は体を刺す。 それは体のみならず“記憶”となって心を掴む。 ただ彼の話を聞くしか出来なかった。 相槌を打つこともできずにただ聞いていた。 ルインの眼を見ても彼は“ここにはいない”。 恐らく彼は未だ少年のままその時を彷徨っているのだろう。『幸い子供だったし、運良く隙間に入り込んだのか何とか出られそうだった。何処からか吹いてくる風を頼りに這いずりながら歩いた』 崩れた家の隙間から入り込んでくる風は決して心地良い物ではなく、血とゴムが焼いたかの様な臭いに咽びそうになる。 少し音がしただけで崩れてしまうのではないかと怯えながら少しずつ動く。 手を着いた時に木の破片が刺さったのか思わぬ痛みに声を上げる。 ひょっとしたら釘が刺さったのかかも知れないと、暗闇の中目を凝らして見るとそうではないようだった。 それでも血が出ているらしく、そっと息を吹きかける。 外はもう明け方に近いのかやや明るくなってきていた。 慎重に隙間を移動し、やっとの思いで外に出たときは汗をびっしょりとかいていた。 血の臭いには慣れれそうにはなかったが、空気が籠もる瓦礫の中より外は幾分か涼しかった。 辺りを見渡し父と母の名を呼ぶ。 辺りには人どころか、家すらないと言った方が近い様な状況だった。 燃える物が無くなり、燻る様な火や、倒れたハンター達。 昨日までは笑っていた隣の住人がいつも自慢していた装備がいびつな形に歪んでいた。 『ルイン!無事だったか…!』 そこに居たのは父。 顔に乾いた血の筋をつけ、ススを被ったのか真っ黒な顔をしている。 『大丈夫!?父さん!母さんは!?』 ━━━父の元へと駆け出す少年。しかし父からの言葉を聞く事はなかった。 『…その時の父さんの顔は今でも覚えてる。たった一晩で父さんの顔は酷くやつれていた。父さんに近寄ろうと思った瞬間、凄まじい爆風と炎が目の前を包んだ…。…目を開けた時には父さんの姿はどこにもなかった。何が起こったのか分からなかった。一瞬、ほんの一瞬で父さんは…!』 程なく訪れた朝日が残酷な風景を少年に刻み込む。 叫んだ。 父の、母の名を。 泣いた。 ただひたすらに。 誰も少年の呼びかけに応える事はなく、凄惨な情景が少年の心をただ傷付ける。 泣いていても何も出来ない、何も変わらない。 そう思う人もいるだろう。 しかし少年はただ泣く事しか出来なかった。 母に頭が上がらない様だったが、頼りになった父。 いつも怒ってばかりいたが、笑うと綺麗だった母。 頭を撫でてくれる父の大きな手も、優しい母の声ももう聞く事は出来ない。 突然闇の中に放り出された様な気がした。 どこに行けばいいのかも分からない。 しかし立ち止まっていると足から闇に飲み込まれそうになる。 それでも少年の体は生きる事を望む。 “空腹”。 空を見ると陽は地平線より顔を出しきっていた。 と言っても、少年は狩りのやり方も分からない。 朝にもかかわらず目の前が少し暗くなった様な気がした。 それでも村の中を探せば何か見つかるかも知れないと立ち上がる。 ふと目に止まった“剣”。 見覚えのある蒼い刃の剣。 父が何日かの間【王都】に出かけ、その帰りに貰ったと母に自慢していた剣だった。 父が扱う武器はハンターが使う武器の中でも軽い部類の片手剣だ。 それでも年端のいかぬ少年には引きずるのがやっとだった。 倒して怪我をしない様に落ちていたボロを刀身に巻き、腕に抱えて歩く。 父の剣でこれならば、母の持つ大剣なら…と思うとぞっとした。 『それから少しして村の中でもあまり崩れていない家を見つけたんだ。村はあまり大きくなかったけど定期的に行商人が来てたから、それまで耐えればきっと助かると思ってた』 しかし、夜なり朝になり、雨が過ぎ、いくら待っても行商人が来ることはなかった。 それもそのはずだ、村はほぼ全壊といった有り様で、そこに村があった事すら疑わしい。 消耗をなるべく抑えようと少年は毎日のほとんどを寝ながら過ごしていた。 思えばその間に行商人が来たのかも知れない。 家の中で見つけた保存食も寂しくなり、少年は日に日に衰弱していく。 それでも少年はただ“待つ”事しかできなかった。 冷たい雨に、孤独な夜に、ただ膝を抱えて泣いていた。 静まる部屋、誰も口を開かない。 目の前にいる孤独に震える彼にかける言葉が見つからない。 『…それから村を訪ねてきたというハンターに助けられて王都のギルドに引き取られたんだ』 各街や村にあるギルド、それを統括するのは王都だといわれているが、実際の所はよく分かってはいない。 王国に所属しているという話もあるが、国権に干渉されない組織という話もある。 王都のギルドには孤児院があるという。 この孤児院に預けられた子供達は厳しい修練を積み“ギルドナイト”に育てられるといった噂も流れたりしているが、彼がここにいるという事はそれも噂に過ぎないのかもしれない。 『愚かだな…』 不意に腕を組んでいた男が発した言葉。 リシェスもエレノアも驚いた表情をし男の名を叫ぶ。 しかし彼は、ルインは黙って下を向いていた。 『村を焼かれ、飛竜を追い、飛竜を憎み、飛竜を狩るのか?とても愚かな事だ』 『そう…だね』 男の言葉を彼は静かに肯定した。 彼は俯いたまま毛布を握る手に力を込める。 『ルー!?』 何故肯定するのか?彼女は理解できないのだろう。 男の言葉を認めてしまえば、彼のこれまでは愚かな事、そういう事になってしまう。 しかし彼は自分でも分かっているのだ。 『お前の村を焼いた飛竜はすでに他のハンターが狩っているかもしれん、それでもお前はその飛竜を追うのか?それはいつまで続く?リオレウスを狩ったとしてお前は憎しみの焔を消せるのか?』 それでも胸の奥で燻る“黒い焔”は彼を灼く。 孤独に震えた夜、涙を誘う冷たい雨。 その暗い思い出が焔を煽る。 『それでも…、それでも俺はあいつを、リオレウスを倒さないとあの時のままなんだ…。震えて泣いていた子供のままなんだ…』 そう言った彼はただただ強がっているだけの子供だった。 彼は子供のままなのかもしれない。 一夜にして愛する父と母を失った悲しみ。 何人がその傷に耐えうるだろうか? 凍りついた少年の時を動かすには火竜を倒すしかないのだろうか? 『それでも、俺は……』 そう言った彼の声が耳から離れなかった。 手を差し出そうとしても彼は“ここにいない”。 大事な仲間であったはずの彼がとても遠くにいるような感覚がした。 『ルー…』 エレノアに肩を抱かれルインの部屋を後にする。 話をした後ルインは疲れたのか眠ってしまった。 目覚めたばかりで無理をさせてしまったな、とウォーレンが言っていたのも気にかかる。 しかし彼は、ルインは目覚めたのだ。 変わりに彼が囚われた過去を知ってしまったが、それでも目覚めた事は嬉しかった。 その日は久しぶりにゆっくり眠れた気がした。 『怪我は大丈夫だよ、盾も握れるし剣も振れる』 ルインはそう言って微笑む。 安心させようと笑ってみせるが、彼女の心配を払う事は出来ないようだ。 『大丈夫だよリシェス、もう無理はしない。だから…』 そう言って彼女の目を見つめる。 彼女の瞳は揺れていたが、その言葉に納得したのか静かに頷いた。 あの時、彼に致命傷を負わせたリオレウスは残念ながら他のハンターに狩られてしまったが、事情を聞いたクリスが別の依頼を回してくれた。 当然、ウォーレンも同行するという条件で、だが。 しかし今回彼はルインを守る為ではなく、ルイン達と共にリオレウスを狩るつもりで来たと言っていた。 作戦はエリア3でリオレウスを森と丘の両方から挟撃しようというものだ。 巣のある丘の方からルインとリシェスが、休息地の森を抜け後方からウォーレンとエレノアが攻めリオレウスを挟み込む。 リオレウスは定期的に空を飛び回りテリトリーを監視する。 そしてある程度空を旋回すると捕食の為かどうかは分からないがこのエリア3に降りてくるのだ。 ウォーレン達が向こう側で合図をすると同時にこちらが飛び出しリオレウスの注意を引く。 そしてリオレウスがルイン達に気を取られた瞬間、時間差でウォーレン達が飛び出しリオレウスを困惑させ一気に追い込み倒す。 上手く行くかどうかは分からない、タイミング次第だろう。 ルイン達が注意を引ききれなかった場合はウォーレン達が、ウォーレン達が遅れた場合はルイン達が危険に晒される。 それでも馬鹿正直に正面から挑むよりはいいだろう。 視線をリオレウスに戻し、その赤い姿を見つめる。 見つめれば見つめるほど鼓動が早くなり胸を打つ。 これからあいつを…! 俺の村を焼いたあいつを…! 自然と剣を持つ手に力が入る。 すると目の前をピンクの色をした物が上から下へと流れた。 何だ?、と思った直後に背後に重さがかかる。 衝撃、というわけではない。 軽いわけではなかったが、バランスを崩すほど重くもなかった。 『大丈夫、大丈夫だよルー…』 耳の近くで声が聞こえて重さの正体を理解した。 リシェスが後ろから自分を抱きしめているのだ。 先ほど目の前を通ったのは彼女が着けているクックアームだろう。 視線を下げると胸元にピンク色の棘が特徴的な手甲があった。 『うん…』 お互いは鎧を身に着けている、しかし彼女の温もりを感じられる。お互いの体温など通るわけがない。 しかし確かに感じる、“自分は独りではない”ということを。 手に力が入るのを見て、過去に震えていると思ったのだろうか。 悪い気はしなかった、どこか落ち着くような気分だった。 大丈夫、分かっている。 リオレウスを狩り、俺は今日“初めてみんなの仲間”になる。 心の中で言葉を繰り返し、彼女の手を取る。 『大丈夫、俺はもう独りじゃない…、必ず倒そう!』 過去との決別。火竜の討伐。 そうして少年は初めて彼に戻る。 凍った時を動かす為の狩り。 この狩りを成功させなければ自分はいつまでも“あの時”の、震えて泣いている子供のままだ。 しかし自分を仲間と呼び、手を差し伸べてくれる者がいる。 優しい声。温かい手。あの時失った物を今はもう手に入れているのかもしれない。 それでも、それでも倒さなければならない。 リオレウスを倒して自分は…。 ふとリオレウスの向こうに動く物を見つける。 その数2つ。 大きさから見るとウォーレン達がしゃがみながら歩いているのだろう。 『リシェス、ウォーレン達が来たみたいだ』 そう言うとリシェスは静かに離れ、ルインの後ろについた。 『俺が飛び出すから付いて来て、でも無理はダメだよ?』 少し驚いた顔をした後リシェスは悪戯っぼい笑みを浮かべる。 『ルーこそ』 そう言って2人は笑い合う。 向こうではこちらが飛び出すのを今か今かと待っているはずだ。 『行くよ!』 『えぇ!』 瞬間ルインが飛び出す。 速い、元々片手剣と大剣という武器の重量差があるのだが、それを差し引いてもルインは速い。 彼の少し後ろに付いて行くのがやっとだった。 気配を感じたのかリオレウスがゆっくりとこちらを振り向く。
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クエスト163 TOP クエスト クエスト161〜 クエスト163 [#x348232f] クエスト163「星のまたたき」 [#xa51af1c] 内容・クリア手順 [#xe800073] イザヤールの初期ステータスと装備品 [#h2f4faef] ※一部、ネタバレを含む記述があります。 クエスト163「星のまたたき」 No. クエスト名 場所 相手 受注条件 報酬 配信開始日 163 星のまたたき (ストーリー) セントシュタイン 城下町 ラヴィエル 本編クリア後クエスト157をクリアしている イザヤールが仲間になる 2010/02/12 内容・クリア手順 クエスト受注条件:要クエスト157クリア 宝の地図のBOSS「魔剣神レパルド」を倒し、女神のいのりを入手する ラヴィエル、セレシアに女神のいのりを見せた後、過去へ飛んでイザヤールに女神のいのりを渡す (ラヴィエルと話した後、)ウォルロ村の守護天使像前でイザヤールと話す ラヴィエルに報告してクリア イザヤールの初期ステータスと装備品 元守護天使だけに、今までのキャラに比べて段違いに強い。 初期職業/レベル HP MP ちから すばやさ みのまもり きようさ みりょく 回復魔力 攻撃魔力 戦士/Lv60 353 53 250 48 248 69 55 0 0 EXP 1573103 残スキルポイント 148 武器 盾 頭 上半身 手 下半身 足 アクセサリ ひかりのつるぎ ホワイトシールド なし イザヤールの服 なし イザヤールのズボン イザヤールのくつ なし
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投稿日 2009年05月13日 23 35 メンバー(使用武器) ○Nobutuna(太刀),jack(太刀),Riku(ライトボウガン),Billy(片手剣)(外野)Sky クエスト 砂嵐を呼ぶ者 モンスター ディアブロス 主な登録タグ MHD幼稚園,Foooooo!,CR下綱物語,おしとやカルテット 前 【MHP2G】第91回 モンハンどうでしょう ~賑わってます♪~ 次 【MHP2G】第93回 モンハンどうでしょう ~第何回だっけ?~ 概要 第92回です。ja・Ri・Bi・Sk「は~~~~い」 Sk「あーあー」Ri「うるせえw」 Ri「あぁー死ぬあぁー死ぬ」と動き回るRiku。「うるさいわ!」とjackのツッコミ。 Nobutuna、尻尾に直撃し吹き飛ばされるが、その間にBillyが尻尾切断。更にその間に罠を仕掛けていたjackの罠にはまるディアブロス。 更にBillyが罠を貼りフルボッコされるディアブロス。Ri「いいねえー!」 まだまだと言わんばかりにjackが罠を貼り、罠にかかるディアブロス。もはややりたい放題である。Ri「ラオート使うよりえげつない」 Rikuの閃光玉にかかり、Billyの罠(ry jackの罠(ry Foooooo! 閃光Foooooo! ついに動き出したNobutuna公の罠Foooooo! やっと潜りだしたディアブロス。しかし怒ってなかったので音爆弾で引きづられFooooo! たった25発しか弾を持ってきてないRiku。ja「どんだけ持ってきてないんだw」 やっとの思いで逃げ出すディアブロス。 Riku以外、ディアブロスの咆哮をもろともしない。 弾が切れたRiku。ディアブロスのダウン時にボウガンで殴る。二度目のダウンではキックをかます。 Ri「俺の蹴りで倒したんじゃないの」に対し、jack「死ね!(・j・#)」と一蹴される。 Nobutunaとjackが太刀を出し、納刀する動作を繰り返すが、段々シンクロしてくる。 やってる側は狩りよりもお便りが楽しみなのか?とTAKE2辺りで言っていたらしい一同。 Bi「劇場版モンハンどうでしょう」ja「関西の時にスクリーンデビューしてるw」 No「技術がSEVENがなったら、メンバーがごっそりいなくなるwww」 お便り 読んで欲しい人 ハンドル名 内容 Nobutuna スケベリアン Q.1エロ本持っていますか?Q2.○○と○○、どちらが好きですか?Q3.○○とRiku、どっちが好きですか?Q4.○○とRiku、どっちが好きですか?健全な質問のはずですので、お願いします。 A. Q1.はぁい(^ω^) Ri「持ってますけど何か」 Bi「普通の漫画と一緒に本棚に」 Q2.省略。 Q3.No・ja・Sk「○○!」 読んで欲しい人 ハンドル名 内容 jack yume Q.好きな人はいるのですが、怖くて話せません。せっかく話しかけられても、上手く話すことができません。皆さんの助言をいただきたいのでよろしくお願いします。 怪しい行動をとるRikuにSkyの笑い袋が発動。 A. jack「ツンデレチックでも」 Riku「モンハンどうでしょう知ってる?」「何それ?」 Nobutuna「自分から何とかしないと」 Sky「好きなのを忘れ話しかけてみる」 前回からのRikuの行動にツボるSky。 読んで欲しい人 ハンドル名 内容 Riku 弓修行中 Q.RikuさんとBillyさん好きです。収録前や収録後は何をしていますか?気になって夜も(ryあとRikuさんの滑らない過去話も知りたいです。 A. Ri「収録前はAshを待ってる。」 BillyとRikuは定時にくる。 全員バキを読んでいる。流石はバ喫茶である。 Rikuの過去話 Riku「過去話はNobutunaが・・・」「実話じゃないとダメだよ?」「このフリをやってれば、あられもないこと言われたときに、お前嘘つくなよ~っていえるじゃん」 jack「もうネタバレしてるじゃん」 Rikuの家に遊びに行った際に、ガンダムのビームサーベルをガンダムのお尻に刺した話をするNobutuna。 ますますRikuの事が分からなくなるお便りであった。 提供 ㈱粉塵王 Sky音楽教室 ゲイ治カズヤ生命 Rikuのブラック★ロックシューターが流初めて流れる。もう許してやれよ 関連項目 「モンハンどうでしょう」シリーズ 名前 コメント
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モンスターハンター4G 【もんすたーはんたーふぉーじー】 ジャンル ハンティングアクション 対応機種 ニンテンドー3DS メディア 3DSカード/ダウンロードソフト 発売元 カプコン 開発元 カプコンエイティング 発売日 2014年10月11日 定価 パッケージ版 5,800円ダウンロード版 5,546円3DSLL同梱版 28,160円アクセサリーキットセット版 7,106円 プレイ人数 1~4人 レーティング CERO C(15才以上対象) 廉価版 Best Price! 2015年7月30日パッケージ版 3,490円ダウンロード版 3,231円(税別) 備考 Newニンテンドー3DS対応 判定 賛否両論 ゲームバランスが不安定 ポイント 前作の不満点を概ね改善「G」として正統進化したモンハンしかしモンスターの強さも超絶進化ハンターを不利にするストレスと理不尽の塊「 極限状態 」マルチプレイ前提=ソロプレイ非推奨 難しい≠めんどくさい モンスターハンターシリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 2014年1月26日に「制作決定」の第一報が発表され、その後約8ヶ月を経て発売された『MH4』のアッパーバージョン。 主な追加要素としては恒例の「G級クエスト」の解禁をはじめ、拠点「ドンドルマ」の復活や、旧作プレイヤーにはお馴染みのフィールド「戦闘街」「デデ砂漠」のリニューアル、ギルドクエストのレベル上限解放。 そして何より28種(*1)のモンスターが加わっている。 (内訳は過去作からの復活モンスターが15種、『MH4』初登場モンスターの亜種が8種、既存モンスターの特殊個体が3種、完全新規モンスターが2種。) これらを合計すると本作に登場するモンスターは総勢101種となり、歴代『モンハン』シリーズ中最多のモンスター数(*2)を誇る作品となった。 前作をプレイ済であればセーブデータを「ほぼ」引き継ぐことが可能。 引き継ぎ不可能な項目は「ギルドクエスト」「郵便屋のBOX内ギルドカード」等、セーブデータではなく3DS本体に保存されるタイプのデータ群であり、実質限界までデータを引き継げると言えよう。 特徴 G級クエスト解禁・ギルドクエストのレベル上限が解放可能に。 前作の上位よりも難易度の高い「G級クエスト」が登場し、各モンスターにG級専用の動作が追加された。 G級解禁に伴い、探索にも「G級探索」が追加された。「上級探索」まででは登場しなかったモンスターが登場するようになり、新規エリアも組み込まれている。 竜人問屋にもG級素材が登場。過去作に登場したモンスターのG級武器やX防具も作成できるようになった。 また、本作のストーリーを進め、「大老殿」のクエストを進行させると、その進行度に応じてギルドクエストのレベル上限が解放されていく。 完全に解放する為には最低でもG☆3までのキークエストをクリアする必要がある。 本作ではシリーズで初となる、村クエストにもG級クエストが登場する そのため、村クエストのみでG級個体の出てくるモンスターも存在している。(*3) 拠点「ドンドルマ」が復活。 『MH2』におけるオンライン拠点「ドンドルマ」が、内部の大老殿やアリーナ、歌姫といった要素と共に復活した。 加えてストーリーを進行させると、新たな施設「狂竜ウイルス研究所」が建造される。ここでは全状態異常を治療する「万能湯けむり玉(*4)」、一度だけ咆哮によるひるみを防ぐ「応急耳栓」などの新アイテムが開発、販売される。 また「狂竜ウイルス研究所」では、ストーリーの進行に応じて様々な効果の「抗竜石」が開発され、着脱可能になる。 「抗竜石」とは、『MH4』から追加された要素である「狂竜ウイルス」を鎮静化させる作用がある石で、ハンターは砥石のようにして使用する。「抗竜石」を使用した状態で狂竜モンスターを攻撃すると、狂竜化状態を解除することが出来る。 本作から追加された「極限状態」に対抗する為にはこの「抗竜石」が必須となる。「極限状態」については後述。 新規フィールドとして「旧砂漠」が登場。 「旧砂漠」は『MH(無印)』から『MHP2G』まで登場していた「デデ砂漠」を基にしたマップであり、実質リメイクとなる。 新状態異常「裂傷」の追加。 「裂傷」とは、文字通りハンターが傷を負い、重度の運動を行うと出血してしまう状態である。 その為、裂傷状態中は原則、スタミナを使用する行動を行うとダメージを受ける。そのダメージ量は毒状態の比ではない。 裂傷状態を治療する為には「こんがり肉」又は「モスジャーキー」を使用するか、一定時間しゃがみ続ける必要がある。 今作での「裂傷」状態は新モンスター・セルレギオスの攻撃に付随する固有の状態異常だったが、次回作からは、他のモンスターも裂傷状態が付加される攻撃をするようになった。(*5) モンスターの新状態「極限状態」の追加。 「極限状態」とは、前作で登場した「狂竜ウイルス」を克服し己の力として昇華した状態のこと。 通常「狂竜ウイルス」に罹患したモンスターは身体能力が強化される代わりに、短期間で命を落とす。しかし本作に登場する一部のモンスターは「狂竜ウイルス」に罹患した後克服することに成功し、「狂竜化」とは比べものにならない凄まじい力を得た、という設定である。 「極限状態」となったモンスターは様々なステータスが上昇するが、特筆すべきは「一部の肉質が超硬化する」という点。剣士の攻撃がその部位に当たってしまうと、斬れ味にかかわらず弾かれてダメージがほとんど通らないどころか大きな隙を晒してしまう。ではガンナーならどうかというと、今度は弾や矢がこちらに跳ね返ってくる上にダメージは0になるため、攻撃そのものが完全に無効化される。属性は全身全てで完全に遮断され、罠・アイテム・スタン等も効果なし。要するにそのままの状態では剣士・ガンナー共に大幅に行動を制限されてしまう。 この有様なので「極限状態」モンスターに対抗する為には、上記の「抗竜石」により「極限状態」を解除していく必要がある。 オンライン環境周辺の改良。 キック機能が追加され、オンライン部屋のホストプレイヤーは任意の人物を強制的にメンバーから外すことが可能になった。 集会所の設定画面でクエスト形式とターゲットのより詳細な設定が可能になった。 フレンドに対してもパスワードの設定が可能となり、より内輪向けの部屋を作りやすくなった。 パーティプレイ中に特定の行動を行うと自動でコメントする「自動発言機能」が追加され、コメントを入力する隙がない程の激しい戦闘でもパーティの空気がギスギスしづらくなった。 New3DSへの対応。 今作は同日発売の携帯ゲーム機「Newニンテンドー3DS」でのプレイに対応し、普通の3DSとプレイした時に比べプレイ環境が向上する。 具体的に述べると、New3DSの新たなCPU性能を活かし、従来よりもフレームレート上昇・安定化(*6)が体感できるレベルでなされ、フィールドやモンスターに使用されているテクスチャーがより高精細に描画されることが画面比較などの検証により明らかになっている他、前作で見られたソフト終了時の暗転も、New3DSでのプレイ時は起こらなくなる。また、起動時やクエスト前の読み込みも若干ではあるが高速化される。 その他細かい特徴・前作からの変更点。 各武器のモーションが調整され、モーション同士の連繋が強化されている。その為、今まで不可能だった連携が可能に。 前作で不遇だったチャージアックスには大幅なテコ入れがなされ、属性強化、超高出力属性解放斬りなど、多くの新要素が加わり大幅に生まれ変わった。双剣にも新モーションが加わり、この他にも軒並みすべての武器種が(程度の差こそあれど)何らかの調整が加えられている。 評価点 リストラモンスターが多数復活。 前作『MH4』では既に『MH3G』と同数の73種ものモンスターが登場していたが、それでもリストラされてしまったモンスターは多数存在した。中でも『MH4』以前は皆勤賞であった「ディアブロス」については、不参戦を惜しむ声が多数聞かれた。 本作ではそれらの声を受けて15種のモンスターが、高低差対応を始めとする新モーションと共に復活。ディアブロスもしっかりと含まれている他、『MHP2G』以来の登場となる「モノブロス」や「ウカムルバス」といった面子は古参プレイヤーを歓喜させた。 中でもかつてトリッキーな行動でプレイヤーを苦しめた「“霞龍”オオナズチ」の復活は、驚きと称賛を持ってハンターに迎えられた。 また、エピソードクエストで「【祖龍】ミラボレアス(防具名から、通称「ミラルーツ」と呼ばれる。)」が待望の復活。これによりミラボレアス系統のモンスター3体が全体復活を遂げた。 更に『MH3G』のラスボス「グラン・ミラオス」の防具が制作可能になったので、ミラ系モンスターの防具は全部集められるようになった。 『MH3G』に登場したナルガクルガ、ラギアクルスの希少種も、竜人問屋の素材のみではあるが出演を果たしている。 オンライン環境の改善。 前作の大きな問題点であった、ネチケットの乏しいプレイヤー流入によるオンラインプレイでの民度の低下であるが、この点はキック機能の実装やその他環境の改善がなされたことである程度改善された。 ただしあくまで「ある程度」であり、依然他プレイヤーの妨害に走る迷惑プレイヤーも多数見られる。これに関しては最早根絶不可能な問題であるが…。 もっともこれは前作の状況が酷過ぎただけで、あくまで普通のオンラインでの状態に戻っただけだという声もある。 依然評価の高いストーリー。 今作のストーリーでは、前作で起きた「狂竜化」を巡る一連の事件の続きを描いている。 ドンドルマへと移動範囲を広げた「我らの団」が、ごく狭い範囲にのみ生息するとされるセルレギオスの襲撃により異変を感じ取り、生態系を乱す様々なモンスターに立ち向かうことになる…という、ハンターの持つ「生態系の守護者」としての面にスポットを当てたストーリーである。 特に村クエストの最終決戦、セルレギオス極限個体の討伐からクシャルダオラ迎撃までの流れは非常に熱く、「仲間と力を合わせて強大な敵に立ち向かう」というモンスターハンターの醍醐味を味わうことが出来るだろう。 武器の強弱バランスの見直し 前作で不遇とされたチャージアックスや、『MH4』で産廃、使用すること自体が地雷と揶揄された双剣の強化をはじめ、本作では武器同士のバランスを改善しようと調整を行ったであろう箇所が見受けられる。 安易に攻撃力等を強化するのだけではなく、ほぼ全ての武器モーションの全体的な見直しという形で各武器を強化したことについては評価されている。 だが調整を行ったにも拘らず、お世辞にも本作も武器バランスは良いと言えるものではなかった。(後述) 「水耐性」の需要を改善。 『MH4』におけるモンスターの水属性攻撃はケチャワチャの涎とゲネル・セルタスのブレスのみであり、これらによるダメージを軽減できる「水耐性」が役立つ機会は非常に少なかった。 今作では復活したダイミョウザザミをはじめ、ガララアジャラ亜種、ザボアザギル亜種など、水属性攻撃を繰り出すモンスターの数が増えた。 高評価の新モンスター。 本作の看板モンスター「セルレギオス」は『モンハン』シリーズ10周年を記念し、「シリーズの看板モンスターであるリオレウスとタメを張れるモンスター」としてデザインされた、全く新しいタイプの飛竜種である。 しかし、当時のリオレウスの不評とは裏腹にセルレギオスは高評価であり、「強いが理不尽な強さではない」「慣れると狩りが楽しくなってくるモンスター」としてハンターに受け入れられている。 セルレギオスは全体的に肉質が固くなく、体力も決して高くないが、素早い動きと矢継ぎ早に繰り出される攻撃でハンターを翻弄してくるタイプのモンスター。しっかり弱点部位には攻撃が通るのでストレスを感じ難く、回避と立ち回りに専念することが出来るので、ハンターの技量が試されているということが実感できるのだ。 歴代ファン歓喜の仕様、「エピソードクエスト」。 エピソードクエストとはダウンロードクエストの一種であり、一つのエピソードが三話(三つのクエスト)で構成されている。 全てのエピソードクエストが「誰かからの依頼」という形式になっているのだが、この依頼者というのがポイントで、何と各エピソードクエストは今までの歴代モンスターハンターシリーズに登場した人物からの依頼になっているのだ。 現在までに、ネコートさん(『MHP2G』)や転がしニャン次郎(『MHP3』)、ジャンボ村の村長(『MH2』)、チャチャやカヤンバ(『MH3G』)、歴代のギルドガール(『MH(無印)』『MH2』『MH3G』)等からの依頼が配信されている。懐かしの人物達からの依頼に、シリーズ古参ファンであればあるほど楽しめることは間違いない。 そしてこれらエピソードクエストを達成すると、その依頼者ならではの報酬を受けることが出来る。 例えばネコートさんの依頼を達成すると『アイルー村』で初登場したネコートさんの妹、イモートさんがオトモになってくれる。チャチャとカヤンバの依頼を達成すると、『MH3G』でチャチャ達が手に入れた「最高のお面」を受け継ぐことが出来る。 発掘武器・生産武器の「極限強化」などによる差別化。 前作『MH4』での新要素である発掘武具は、生産武具を明らかに超えた性能により物議を醸したが、今作では極限状態のモンスターから手に入る「極竜玉」を使い、武器を「極限強化」することが可能になった。 その内容は、単純に攻撃力を上乗せするだけでなく、防御力の上昇、攻撃と同時に体力を回復する効果など個性があり、武器性能のバリエーションはより豊かになった。 一部のイベント武器や、発掘装備には極限強化は不可能な他、発掘武器は「極限強化【攻撃】を施した最終生産武器を1、2歩上回る程度」の性能に落ち着いており、もちろん防御力上昇や回復効果などは発掘武器には付与できないため、明確に役割が差別化されたといえる。 他にも本作のメインモンスター「セルレギオス」と前作のメインモンスターの特殊個体である「混沌に呻くゴア・マガラ」の武器は他の生産武器や発掘装備にはない独自の性能をもっており、これもまた生産武器の地位向上に一役買っている。 セルレギオスの武器は抜刀中に回避すると剣士は切れ味修復と、ボウガンは単発自動装填、弓は接撃ビンがそのまま強撃ビンの効果が付加される。なお、この効果の代償なのか、レギオス素材の武器は斬れ味や装填数に癖があり、無属性であるという点も踏まえ、他の武器を完全に突き放すほどではない。 混沌に呻くゴア・マガラの武器はマイナス会心とプラス会心が同時に存在し、それぞれ一定の確率で発生する。しかし狂撃化状態になることでマイナス会心の確率がそのままプラス会心に加算されるため、狂撃化の会心率上昇と合わせて非常に高い物理性能を得ることができる。 ギルドクエスト厳選難度の低下。 前作『MH4』では探索帰還後にギルドクエストが派生した場合、必ず1つのクエストにしか派生しなかったが、今作は(モンスターの討伐数にもよるが)一気に最大5つのクエストに派生するようになる。これにより発掘武具の入手傾向・出現するモンスターの厳選難度が緩和され、自分好みのクエストを狙いやすくなった。 起き上りタイミングの調整が可能に。 今作ではモンスターの攻撃によってハンターがダウンした際に、何もボタンを押さないでいると無敵状態のまましばらく起き上がらないでいることが出来るようになった。以前はハンターが直ぐに起き上がってしまいいわゆる「起き攻め」による被弾なども起こり得、さらに『MH4』では積極的に行っていたが、このシステムによりモンスターの追撃をやりすごすことができるようになり、すぐに起き上がるか、無敵状態で待つか、といった対応の選択肢が広がった。 またこの仕様によりモンスターによってスキル「金剛体(*7)」の相性差が生じ、戦略性も間接的ながら広がることとなった。 一部モンスターの挙動の改善・追加 例えば、『MH4』で手を付けられない程に強化されたブラキディオスは、叩き付けの精度が大幅に落とされた上にコンボの頻度も減り、戦いやすくなった。 弱体化こそしたものの、その強さは依然として健在である。 3シリーズから更に飛行頻度が上がったせいで不満を集めていたリオレウスはG級個体の新モーションに低空飛行した状態からの毒爪キックが追加。攻撃後にワイヤーアクションばりの不自然な動きで元の位置に戻る上空からのキックと違い、こちらは攻撃した位置に留まるため不自然さが無く、反撃しやすいと好評。 今作はG級追加にあたって、既存の殆どのモンスターにG級完全新規の行動・新攻撃コンボが追加されており、その工夫やこだわりは目を見張るものがある。 過去作の『MHP2G』や『MH3G』ではそのようなG級新モーションは数種・数個にとどまり、攻撃速度や威力の増加のみにとどまるモンスターがほとんどであったことを考えると、大きな進化ではある。 賛否両論点 「抗竜石」の入手手段について。 「抗竜石」は、いわゆる村クエストを一定以上進めないと入手が不可能なため、集会場や大老殿のクエストばかり進めていると終盤や高難度ギルドクエストにおいて極限状態のモンスターと相対したときに打つ手がなくなってしまう。これは集会場や大老殿を先に進め、村クエストを後回しにしているプレイヤーなどからは「村クエストのプレイを強要しているのではないか」と一部不満の声が挙がったことも。 だが、村クエストは集会場に進む前にある程度こなしておくべきだというプレイヤー間での以前からの暗黙の了解や、『MH4』時点でも「村クエストをすすめることによって解放される要素」というのは多かったので、この点に関してはそこまで大きな問題とはなっていない。 前作の『MH4』でプレイヤースキルが低い「地雷、寄生プレイヤー」が問題となったため、そういったプレイヤーを見分けやすくなったと評価する声もある。 完全新規モンスター数。 本作で追加されたモンスターは28種だが、その殆どが復活モンスターと既存モンスターの亜種・特殊個体であり、完全新規のモンスターはたったの 2種 。『MH4(G)』が復活モンスターに重点を置いているとは言え、少なすぎるのではという声がみられる。 2種の内訳は、看板モンスターのセルレギオスとラスボスの ゴグマジオス (ネタバレの為、反転)。つまりストーリー・宣伝上最低限出さざるを得なかった二体である。 しかし「G」のつく作品は「無印作品で登場しなかった亜種・希少種が大幅追加、完全新規は数体」という今までのシリーズの慣例や傾向を踏まえ、新規モンスターの少なさを咎めるのはお門違いではないかという見方も存在する。実際、『MHP2G(*8)』や『MH3G(*9)』でも完全新規モンスターは2体であるため、実は全く変わらない。少ないというのは単なる印象である。むしろ新規モーションなどが付け足されてほぼ別物となっているオオナズチなどもおり、過去作よりもバリエーションは豊か。 さらに、『MH4』からの新規モンスターには亜種なども増え、「渾沌に呻くゴア・マガラ(*10)」、「猛り爆ぜるブラキディオス(*11)」「【紅龍】ミラボレアス特殊個体(*12)」などの特殊個体もバリエーション豊かである。 「ギルドクエスト」と「発掘装備」 モンスターハンターとは相反するともいえるハック&スラッシュ要素を取り入れた発掘装備とギルドクエストに関しては、相変わらず賛否両論。 ただし、今作では極限強化も含め生産武器がかなり強化されており、前作で一部武器種で見られたような発掘一択の状況はかなり緩和されている。 レギオン系の近接武器など、理想発掘にすら勝るとされる生産武器もある。そこまで行かなくとも、高レベルギルドクエストも含め、生産武器での攻略には何も支障は無いといってもよい。 見方によっては生産武器を超えるものを引く確率が更に減少したともとれるが、モンハンの本流とも言える生産武器の存在意義が確立するメリットの方が大きく、この調整は概ね好意的に受け取られている。 なお、発掘装備に関しては『MH4』の項目も参照されたし。 ちなみに「真鎧玉」はなぜか変わらずギルドクエスト限定といって良い(*13)。これ自体はG級防具では使われないのだが、G級で使える「天鎧玉」はギルドクエスト限定。これにより、前作で起きた真鎧玉の問題点が天鎧玉に変わっただけで根本的な問題が一切解決していない。 しかし、『MH4』では手に入れにくかった「重鎧玉」が手に入りやすくなり、「天鎧玉」の前段階である「剛鎧玉」も楽に手に入るようになったため、その点は改善されている。また、「天鎧玉」がなくてもG級後半の防具の防御力はかなり高い数値まで行くため、さほど重要視はされていない。 発掘装備やギルドクエストはその存在自体を疑問視されることが多く、それを抜きにしても完成度が高いとは言い難い。だが、自分好みの見た目の理想発掘を追及することや、それが転じて様々なモンスターの強化個体との連戦に楽しみを見出す層などがいるのも確かであるため(*14)、駄要素と切り捨てるられるものではないことを記しておく。 マルチプレイ前提のゲームバランス。 元々『モンスターハンター』というゲームは複数の人間でプレイすることで醍醐味が味わえ、またプレイヤー間で相互扶助することで難易度が大きく上下するシリーズだが、本作では上述の極限状態を筆頭にモンスターの強化の度合いが他作品に比べて厳しく、ソロプレイでの攻略難易度が大きく上昇している。 G級が単なる肉質硬化や攻撃力上昇のみの手抜き仕様ではないのはいいとして、モンスターの行動にはやはり「どうぞ殴ってください」というようなプレイヤーの付け入る隙が少なくなってきており、プレイヤー間では 「隙潰し」 という単語がちらほら見受けられる。難易度上昇が単なるモンスターのステータス強化にとどまらない方法を模索したのでは、という考えもあるが、今作は些か他作品よりも(主にソロでの)攻略は厳しめであると言わざるを得ない(不可能ではない)。 ネット環境が整備されマルチが容易になったとは言え、他人を気にする必要の無いソロプレイ、何らかの事情でマルチが出来ないプレイヤーもいるのだが、そうしたプレイヤーへの救済措置が殆ど無かった点は惜しまれる。 注記しておくと、『モンハン』シリーズが「村」と「集会所」という形でオフラインとオンラインを分離しているゲームである以上、オンラインでの環境がソロにとって厳しいのは致し方ないと言える。本作で問題なのは「従来に比べ高めのモンスターの体力」「間断の無い攻撃・隙潰し調整」「極限状態に顕著な瞬間火力量がものを言うゲームバランス」といった、ソロプレイヤーが実力に関わらず不利になる場面が多過ぎる点である。 問題点 極限状態 本作のモンスターの強さは「手強い」「やりがいがある」を通り越して「理不尽」の域に突っ込んでいる傾向があり、その極致といえるのが 「極限状態」 。 本作の主な不評の原因はほぼ全てこの要素に集約されると言っても過言ではない。 極限状態についての概要は上記した通りだが、強制弾き・属性完全遮断・抗竜石による対抗という仕様はそもそも手間が増えているだけで何も楽しくない、とかなり不評。 特に「強制弾き」については単にダメージの通りが悪くなるのみならず、全てのモンスターに必ず設定されている。弾かれ無効の攻撃やスキルも意味がないという徹底ぶりなのに手足以外の全身が該当するモンスターまでいる。 極限状態の熾烈な攻撃能力も相まって、何も出来ずに抗竜石が解けることなどザラ。酷い時にはいざ戦闘だ、と抗竜石を使用した直後にエリア移動されることも。 抗竜石の効果時間の短さなども、プレイの幅を狭めプレイヤーを苛立たせる原因となっている。せめて効果時間・待機時間がもう少し緩ければ…と惜しむ声も多い。 そして一度極限状態を解除することに成功しても、 暫く時間が経てば再び極限状態化する (これは「極限状態」の下位状態に当たる「狂竜化」についても同様)。 解除されている時間はパーティプレイならば短すぎるということはない、という位の時間なのだが、ソロ攻略の場合地獄を見ることに…。 再び極限状態を解除したい場合は同じことを繰り返すのだが、その場合は罠や状態異常の耐性と同様に、 鎮静化に必要な攻撃回数は徐々に上昇していく 。 さらに再び極限状態になると、 1分間は絶対に解除できない。 ただし、解除ができないだけであって、抗竜石の解除蓄積値自体はちゃんと入っており、体力の高さもありこの1分間を黙って見ているだけなのはおすすめしない。 「極限状態」化するモンスターのラインナップについても不満の声が上がっている。ストーリー上極限状態の発生源となったセルレギオスはまあ良いとしても、他にはラージャン、ジンオウガ、イビルジョー、ティガレックス、ディアブロス…と、古龍級生物や強モンスターのオンパレード。これらは皆極限化する前から最強クラスの強敵とされるモンスターばかりであり、こんな連中がさらに超絶強化されて喜ぶのはよっぽどのヘビーユーザーだけだろう。 とはいえ、設定上は強大な力を持っていなければウイルスを克服できないので、最強クラスのモンスターばかりが並ぶのも仕方ない部分はある。 セルレギオスやティガレックス等、攻撃の通りやすい部位が通常と変わらないモンスターはまだマシだが、ジンオウガのように弱点部位が硬化しているモンスターは延々と手応えの薄い部位をチマチマと攻撃する羽目になる。 「極限状態が嫌なら挑戦しなければいいではないか」と思われるかもしれないが、 ストーリー上でも村最終クエストでも(こちらは二頭同時)戦うことになる 上に武具強化に必要な固有素材「極竜玉」を有しギルドクエスト周辺に至っては 最高レベルで必ず極限状態になる(*15)上発掘武具の研磨に必須 となっている。 これでは極限状態にならないモンスターと戦っても、ギルドクエストなどに赴き発掘武具を求める場合や、武器の極限強化を求める場合は結局素材を要求され、終盤のプレイにおいてはどうあがいても避けては通れない…発掘武具をドロップするモンスターは古龍などそもそも狂竜化すらしないモンスターも多い。 硬化していない部位を集中的に攻撃する必要がある以上、武器種により極限状態との相性差が大きく、一部プレイヤーが武器の数値・持論で特定の武器種以外を排斥するなどといった新たな問題も起こりやすくなっている。 この極限状態の台頭によって、高レベルギルドクエスト周りのオンライン野良部屋の雰囲気が一変。極限状態、しかも超強化された最高レベルのギルクエモンスターの連戦には高いプレイヤースキルと装備を要求されるため、主に野良でのギルクエ攻略部屋でいわゆる効率厨によるキックの頻度が多くなってしまっている。 また極限状態の特性上「メンバー全員で抗竜石を使用し一気に沈静化、再極限化する前に拘束し続け高火力を継続的にぶつけて仕留める」という戦法が高レベルギルドクエスト部屋では一般化。このような文面からして「ハメ」まがいな戦法が強要されがちな原因は極限状態の仕様にあるという声も。 カプコンは過去にもモンスターの隙潰し特化などを行なっているため、ユーザー間では「 カプコンは『難しい』と『面倒くさい』を履き違えているのではないか? 」と言われている。 もっとも極限状態のモンスターの狩りが本格化するのは「集会場のラスボスを討伐した後」であるため、「やりこみ、またはベテランハンター向けのエンドコンテンツ」と捉えることもできる。 こんな状況が生じているのはあくまで最上級クラスのギルクエがほとんどであり、それより下のクラスであればのんびりオンラインプレイを楽しむことも可能である。 G級モンスターの性能 極限状態を抜きにしても本作のモンスターの挙動や性能は苛烈の一言に尽きる。 新規モンスターの戦闘力は総じて高次元でまとまっている。元々が強敵で知られた『MH4』産モンスターの亜種が追加されただけに、一筋縄ではいかないと発売前から予想していたハンターもいたが、それでもプレイヤー側に不利な要素が多すぎる、度が過ぎていると評されることも少なくない。 + 以下モンスターごとの詳細を紹介 ケチャワチャ亜種 原種の時点で序盤のモンスターとしては破格の戦闘力を有していたが、亜種は更に磨きがかかっている。 怒り状態になると耳を畳んで顔を覆うのは原種と同じだが、亜種は耳の肉質が紫ゲージすら容易く弾き返すほどに硬質化する。弱点の頭を防護するということで生き物の行動としては理に適っているのだが、「弾かれてばかりで煩わしい」「紫ゲージですら弾かれるのは度が過ぎている」とマイナスな評価を受けがち。 では頭を避けて攻撃すれば良いのかと言えば、耳の判定は前足や上半身の一部までカバーするため、弾かれる判定は見た目以上に広い。あろうことか、怒ってない時でも頻繁に耳で顔を覆い隠す。 後ろ足~尻尾の肉質が極端に柔らかく、耐久値も低いので下半身を集中攻撃してハメ気味に討伐するのが最適解とされがち。 ガララアジャラ亜種 前作においても原種から「行動の一々で転ばされる」「咆哮の判定が非常に広く長い」など、ストレスの元となる要素があり賛否分かれるモンスターとなっていたが、亜種はそこに輪をかけて評判が悪い。 「尻尾の撥水甲をばら撒き、口から水ブレスを吐いて撥水甲に反射させて攻撃」というトリッキーな攻撃が特徴となっているが、これが障害物や地形も完全に貫通して異常なほど正確にハンターを狙い撃ちしてくる。設置された撥水甲の位置でどこから攻撃が来るかの傾向はつかめるものの、どのタイミングで来るかは完全にバラバラであり「事故を狙っている」と評されやすい。ばら撒かれた撥水甲を破壊することも可能だが、ハンターの攻撃の届かないところに設置されることもあり、万全に対策できるわけではない。 肉質面もかなり難があり、原種に比べて後足や頭がかなり硬くなったうえ、属性の通りもあまり良くない。一方で原種より柔らかい部位も存在するが、その部位はなんと前足と背中の撥水甲であり、剣士で安定して狙うのは困難である。 挙げ句の果てに亜種モンスターで唯一の極限状態の個体も存在する。上述した極限状態の状態の問題に加えて、このモンスターの問題点がそのまま組み合わさった形となり、ジンオウガやイビルジョーの極限個体に匹敵する強さに仕上がってしまっている。ただ、確定で出現するクエストは一つだけでキークエに設定されているわけでもなく、それ以外ではG★2のクエストでたまに乱入して来る程度で、出現機会は多くないのが不幸中の幸いである。 ゴグマジオス (集会所ラスボス) 体力がこれまでの作品と比べても頭ひとつ抜けて高く、ソロだと何よりも制限時間が一番の壁となる。個々のプレイヤースキルにもよるが四人PTでも15~20分ほどの時間がかかることもザラなほどであり、「ここまで多くする必要があるのか?」という疑問の声は少なくない。 しかしソロでもスキルや弱点属性、弱点部位の把握などしっかりと対策を整え効率よくダメージを与えていけば制限時間ギリギリどころかそれなりに安定して討伐できるバランスとなっている。また体力が減少するとBGMが変化し攻撃的になり、切り札の『巨龍砲』をヒットさせた際にシリーズのメインテーマ『英雄の証』が流れるなど、プレイしていて燃える演出が用意されているためソロで討伐した時の達成感が歴代シリーズのラスボスでもトップクラスだと評価されている面もある。 既存モンスターのG級強化もえげつないものが多い。 一部のモンスターは隙潰しや高速化が激しく強化されており、ハンターが対処できる性能を大幅に上回っている。生き物の動きとして見るとモーションに無理があったりパターン化妨害や露骨なフェイントと思われるような理不尽なものも存在する。回復薬をまともに飲む隙もほぼ無く、公式攻略本でもマタタビ爆弾によるガッツポーズの隙を消すことを推奨(というか半ば必須化)するほどである。 起き攻めも起き上がりディレイの追加により大きく緩和されたのも事実だが、クシャルダオラの移動竜巻のようにどうしようもないものが残ってたりする。その上今度はモンスター側が起き上がりを待って攻撃を仕掛けてくるようになったり、起き上がりディレイの効かない尻餅から起き攻めするコンボ(通称:金剛体殺し)も増えた。 これは前作からだが、カメラの移動速度が遅すぎる。モンスターのサイドステップや高速で移動する挙動は普通のカメラ移動では追えなくなる場面が増えた。 ターゲットカメラでどうにか追えるようにはなっているが、錆びたクシャルダオラ等、ターゲットカメラの追尾ですら振り切る速度でサイドステップするといった、どうやってもカメラで追うのが難しい挙動もいくらかある。そういう挙動は当然、ハンターが追いつくのも無理があるわけで、明らかに度が過ぎていると言わざるを得ない。 『MH4』からの新システムである「乗り攻撃」、火力の高い武器の新モーション、さらに今作ではG級防具や護石で強力なスキルを発動しやすくなった。ゲーム最終盤となるが上述の「武器の極限強化」によってハンター側も強化されている。が、ハンターがモンスターの強さに追いついていないのが現状である。 他にも挙げればキリがないが、まとめるとこちらが手を出せる場面が少なく延々と相手のターンを強要される行動が多い。 + 以下モンスターごとの紹介 ジンオウガ 十八番の前足叩き付け(通称:お手)に、大きく伸びあがって電力をチャージしてから勢いよく振り下ろすパターンが追加された。(通称 ダイナミックお手)これ自体は後ろ足や尻尾の付近に逃げ込めば当たらず、チャージを挟む出の遅さゆえに武器を仕舞ってからの緊急回避も普通に間に合うため概ね好評。 問題はG級ジンオウガのお手のパターンが完全ランダムになってしまったこと。酷い時は超帯電状態なのに通常のお手を一回で止めたり、通常状態なのに上記のチャージお手を2回3回と連発してくることすらある。おかげで回避・反撃ともにこちらの対応が非常に取りづらい。 回避しようにも、出が早く瞬時の回避が求められる従来のお手と、出が遅いぶん範囲とホーミングに優れたダイナミックお手の相性補完は抜群。 ジンオウガ亜種 本作の隙潰し傾向を語る際に最も頻繁に挙げられるモンスターの一体。原種のパターン化出来ないお手の挙動に加え、尻尾叩き付けなどの大きな隙を潰すように、過去作の『MH3G』で見せたようなホーミング性能の蝕龍虫弾をばら撒くように強化されており、ほぼ不断に攻撃を仕掛けてくる。 こちらが攻勢の間はまだ良いが、一度守勢に回ると凄まじい猛攻を食らうことに。以前まで回復・逃走の隙であったタックル・ダイビングプレス・サマーソルトなどが悉く蝕龍虫弾発射に繋がるので、脚を止めた瞬間に容赦なく撃ち抜かれる。 『MH3G』では蝕龍虫弾はジンオウガ亜種本体や地形に当てることで打ち消すことができたのだが、なんと今作の蝕龍虫弾は一部地形やジンオウガ亜種本体を貫通してプレイヤーを狙ってくるため、見た目も不自然なのはもちろんのこと、ゲーム的にもなかなか嫌らしい。 一応、蝕龍虫弾はばら撒かれた時点でのハンターの立ち位置に飛んでくるので、一発一発の回避自体は容易。だからこそ常に走り続けていないと蝕龍虫弾に当たってしまう→スタミナ切れでジンオウガの攻撃に当たる、というパターンも多いのだが。 もっとも、ジンオウガ亜種の初登場した『MH3G』に比べればホーミング性能が落ちている。また、以前は遠距離からの蝕龍虫弾乱射が不評であったため、近接戦闘が中心の今作では攻撃を当てやすくなってはいる。しかし、面倒であることに変わりはない。なぜ不評だった要素を更に強化して復活させたのだろう…。 リオレウス亜種 リオレウスのG級個体は低空からのキックがこちらの攻撃チャンスに繋がると高評価を得ていたが、亜種はキックの後に その隙を潰すかのように火球ブレスで追撃を行ってくる。 キックを終えた直後に間髪をいれずに放ってくる上に真横付近にいても軸合わせしてくるほど狙いが執拗かつ正確。単発のブレスに比べて攻撃力が低い、出が遅いといった配慮は 一切ないため 最初のキックを迂闊に回避・ガードしてしまうのは却って危険。段差や起伏のせいでこちらの行動が阻害されがちな本作のフィールドとの相性は最悪で、場合によっては避けるのが無理ゲーと化す。 シャガルマガラ なぜか新規モーションなどは追加されていないどころか、ルーチンレベルでも手が加えられていない。ほかの大型モンスターが概ねG級モーションを1つ2つもらっているのに対して、トリであるはずの彼にはそういったものはなにもない。 それどころか、戦闘時に地面から時間経過などで湧いてくる爆発トラップ(通称" 地雷 ")の数が増え、プレイヤーの場所をピンポイントで狙い設置される地雷の出現頻度も増えるという斜め下の強化が施された。常に動いていれば当たらないことから一定の対策が可能なジンオウガ亜種の蝕龍虫弾とは異なりランダム地雷なども含まれるため、プレイヤースキルに関わらない事故死が頻発するためプレイヤーからは怒りを買うこともしばしば。仕様自体も「手抜き」「事故を狙っている」と歓迎されることも少ない。 ちなみにこのランダム地雷、発動条件さえ満たしていれば睡眠中だろうと未発見状態だろうと発生する。 ティガレックス シャガルの手抜き強化はティガレックスにも当てはまっている。 突進が超強化され、ハンターが突進の軌道から逸れるとそれを追尾して無理やり巻き込んでくるパターンや、3連突進の〆に一瞬だけ動きを止めてハンターの移動先に目掛けて二段目の突進を当ててくるパターンが追加された。が、モーション自体は通常の突進と何ら変わらず、ティガレックスの突進の頻度の高さもあって目新しさを実感しにくくむしろ単調さが増している。『MH4』では戦闘面で不遇だっただけに、新モーションに期待していたプレイヤーを落胆させたことは言うに及ばず。 そのくせ突進のホーミング強化自体はモンスターのG級強化の中でもかなり厄介な部類に入り、納刀状態でのダッシュでないと安定した回避は困難。ヘビィボウガンやガンランスなどの納刀が遅い武器は対応が遅れたが最後、怒涛の突進の連続でハメ殺されることも少なくない。突進後に高確率で威嚇を行うのが幸いか。 亜種の場合はドリフトの旋回速度の超高速化、ホーミング性能の超強化により、納刀状態で全力ダッシュしても轢かれることが多々ある。距離と位置取りを工夫してとにかく突進を誘発させないよう立ち回るしかない。 原種・亜種ともに前作のギルドクエストで蔦ハメが蔓延しすぎたからか、本作では蔦のあるエリアに現れなくなってしまい、ギルドクエストではガチンコの勝負を求められるようになった。 極限個体の調整も手抜き臭が漂うものであり、最大弱点の頭が硬化していない+通常クエストで、蔦床と同じ効果を持つ蜘蛛の巣床のエリアに初期配置されていることから、結局蔦ハメで処理される光景が繰り広げられることになった。また、攻撃面の強化も大咆哮を単発で放つのみと少ないことから他モンスターの極限状態に比べてヌルい相手と見做されており、「極竜玉を集めるのにありがたい」「(手抜きがあからさま過ぎて)『MH4(G)』のスタッフはティガが嫌いなのか」と大きく賛否が分かれている 隙潰しとは別に不満が見られる一部モンスターの挙動や調整 本作では殆どのモンスターにG級新規行動が与えられているが、前述のシャガルマガラやティガレックスのような既存のモーションを強化しただけの手抜きも一部見られる。 強化の仕方にも問題があり、理不尽さを感じさせる、『MH4』で大きく批判された部分が改善されてない、対応できる人とできない人とで賛否が著しく分かれるなど、手放しでは褒められない強化が目立つ。 + 以下各モンスター ディアブロス 近縁種のモノブロスとの差別化のためか、やたらオミットされたモーションが多い。その弊害で突進滑り込みを多用するようになったため追いかけっこをする場面が多発し、非常に面倒なモンスターになった。 その代わりに耐久力が見直され、麻痺や乗りを駆使して動きを拘束すれば瞬殺も可能なレベルにまで下がっているのだが、「調整が安直すぎる」「攻撃力とスピードに加えてタフネスも高かったディアブロスのイメージを壊した」「そもそも追いかけっこの連続で攻撃チャンスが少ないのだから体力を減らしても意味を成していない」と、古参ハンターを中心に不評。 角の部位判定が厳密になり、頭と別部位化したことでしっかり顔の先端を狙わないと角が破壊できなくなってしまった。肉質的には殆ど変化がないのでどちらに当てたか分かり辛く、低体力も相まって「両角を壊す前に誤って討伐」が過去作に比べて頻発するようになってしまった。 そもそも似たようなモンスターを4体も差別化する事に無理があるとも言える(モノブロス、モノブロス亜種、ディアブロス、ディアブロス亜種)。 ディアブロス亜種は、原種でオミットされていた角振り回しや飛び出し急襲を使ってくるが、言い換えれば「元は原種も使っていた技を取り上げて亜種限定の技にすることで原種よりも多彩な動きをするように見せかけている」だけであり、その姑息な調整にディアブロスが好きなハンターを中心に不満が続出した。 リオレウスタイプの身体を水平にしての咆哮が追加され、発見時や乗り拘束の振り落とし時に使用するがこれも「違和感がある」「ディアブロスらしくない」と不評。後作の『MHXX』では発見時が威嚇、乗りモーション時が首を持ち上げて天高く雄たけびを上げる従来の咆哮に変更された。 グラビモス(亜種) 甲殻を速攻で剥がされていた上位までから一変。生半可な攻撃の通用しない鉄壁の要塞と化した。全身の部位耐久値が超絶強化され、怯ませたり部位破壊を達成したりするのが困難になった。弱体化のキモである頭部や背中に至ってはなんと 3回怯ませてようやく破壊達成 という難攻不落っぷりを発揮。「いくら何でもやりすぎ」「ずっと硬いままで切っていても面白くない」と非難が続出した。 攻撃面ではこちらに歩み寄りながらビームの弾を連射するというパターンが追加。狙いが非常に正確な上、こともあろうに通常の熱線よりも攻撃力が高いという謎の仕様。前方にハンターがいる限り延々と連射し続けるため、腹下か後方に逃げるのがセオリーだが、亜種はビーム弾を放つ度に腹下から火炎ガスを放出し、足元に逃げ込んだハンターを焼き尽くす。 動きは相変わらず鈍く隙も大きいので、超スピードでこちらが防戦一方になることがないのが幸い。また、『MH4』での弱体化が酷過ぎたせいか、耐久力の超強化は「この硬さとタフネスこそグラビモス」と一部のハンターから歓迎されている。歩きながらのビーム弾も「グラビモス戦で煩わしかった溶岩浴やエリア端での籠城が少なくなり助かった」と評価する声もあり、一概に難点と決めつけることはできない。 オオナズチ 『MHP2G』以来実に6年ぶりの復活となったためか、あらゆる面で過去作とは別物になっている。 毒ブレスは着弾と同時に毒霧のトラップとして滞留するようになった。触るとダメージ+毒状態なのは言わずもがな、エフェクトが消えるまで攻撃判定が残り続けるため、毒無効スキルを付けて突っ込むと多段ヒットで大きく体力を削られる。 舌攻撃も判定が厳密になった分精度が向上し、無駄のないタイミングで放ってくる。完全新規のモーションとして二連続で舌を薙ぎ払う攻撃があるが範囲が広すぎて「判定が理不尽」「避けさせる気がない」と不評。 クシャルダオラの巨大竜巻、テオ・テスカトルのスーパーノヴァに合わせてか一撃必殺クラスの大技「強毒噴射乱舞」も追加されている。 元々ドス古龍の中では硬くタフな存在として認知されていたが、事もあろうに物理肉質は更に硬化。部位破壊や怒り状態での軟化も存在せず、弱点属性を突かないととにかく時間がかかる。一方で弱点の火属性と龍属性への肉質が過去作以上に脆いので、高属性値の手数武器で脚ダウン連発が最適解とされがち。 部位耐久値も非常に高く、特に尻尾の切断は異次元レベルの蓄積ダメージが要求されるためよほど集中して狙わない限り不可能。余りの耐久値の高さから発売直後は「先端にしか切断ダメージが蓄積しない」「特定の属性が必須」といった憶測が飛び交ったほど。 総じてその変貌ぶりは同じ『MH4(G)』復活組の中でも頭一つ抜けており「古龍だから贔屓している」という批判がさらに強まる結果となってしまった。ただし、オオナズチ自体がその特異なデザインや生態で根強い人気を誇るモンスターのため、「アグレッシブになって戦闘のテンポが良くなった」「緊張感が増した」と強化を歓迎する声も数多い。 ラージャン 前作で乱獲された影響からか超強化が施されており、空中でローリングしながらタックルする攻撃を 3連続かつホーミング性能付き で繰り出してくるようになった。 超ホーミングで超威力且つ上空から降ってくるタイプの攻撃のため影の動きをよく見ないと回避のタイミングも掴みづらい。一方で、かわし方を覚えてしまえば簡単に避けられる、攻撃判定が短くフレーム回避による魅せプレイも可能、技後には確定で威嚇を行うなどの理由から隙潰しとは見なされていない。事実、熟練者からは「当たると痛いが避ければ攻撃チャンス」「良モーション」と好意的に捉えられている。一方で元々ラージャンが余り得意でなかったハンターからの評価は押しなべて悪い。 要するに人によって得意不得意がハッキリ分かれるモーションと言える。「バウンドした後に方向を変えて突っ込んでくる」というリオレウスのワイヤーアクションも真っ青な物理法則ガン無視の挙動を突っ込まれることも多々あり、これについては良い評価はほぼ見られない。また、遺跡平原の4番のような、段差や起伏だらけのエリアで繰り出されると回避難度が跳ね上がる。「G級ラージャンの真の敵はフィールド」、ギルクエ廃人からは「LV140ギルクエよりもフィールドが遺跡平原の通常G級クエストの方が強い」とも言われている。 イャンガルルガ 前作で避けにくいモーションが散々悪目立ちしたにもかかわらずその戦闘能力はほぼ据え置き。対を成すブラキディオスが弱体化されて戦いやすくなったために悪評がより強まったとも言える。乗り状態時の咆哮発生に猶予が生まれてはいるが…。 ウカムルバス G級昇格の緊急クエストとして上位個体に挑むことになるが、『MH4』の時点で手に入れた最高性能の発掘武器で殴られることを考慮してか、上位個体なのにそこらのG級モンスターより遥かにタフになっている。逆にランク解放前に挑めるG級個体は体力の上昇が控えめであり、G級武器でタコ殴りにすればあっという間に討伐できてしまう。攻撃力こそ高いが、目新しいG級モーションは追加されていないので、やり応えを求めるハンターからは物足りない印象を受けるかもしれない。 そういった不満を見越してか、ランク解放後に ステータス強化且つ常時怒り状態 というトンデモ強化個体に挑めるようになっている。 ティガレックス希少種 こちらもG級個体の体力がやたら低く、相応の武器を装備して複数人で殴ると素早く狩猟可能。この体力の低さは部位破壊の難易度に直結しており、部位破壊前に討伐してしまうことが少なくない。 今作では前作で微妙性能だったティガレックス希少種の武器が大幅に強化され、武器種によっては最高性能の発掘武器に肉薄、もしくは凌駕するほどのポテンシャルを発揮できる。しかしその最終強化に必須のG級レア素材「驚異の大爆心」が素の状態では落ちにくく、部位破壊によって期待値を上げるのが重要になったため、部位破壊前に倒してしまう危険性がある低体力はかなりの難点。 攻撃面では大咆哮の頻度が上昇し、間を一切おかずに数回連続で繰り出してくることもあるなど相変わらず苛烈。 一方で巨体とホーミング性能により避け辛かったドリフト突進の頻度が減少するなど、派手さと戦いやすさ両立させようと工夫した点は評価されている。 武器バランス 手軽にオンラインプレイが可能になったことで、歴代シリーズではまだ隠れていた武器バランスの悪さが顕在化してしまっている。 使い勝手が大きく強化された双剣やチャージアックスも存在するが、逆に言えばテコ入れされたのはその2種類だけ。強武器と弱武器の差が(モンスターの相性差や腕前の差を考慮してもなお)激しすぎる点と、弱武器がモンスターの性能や極限状態についていくのが難しい点がある。上記の極限状態によってタイムアタックを強制されるため意識されやすい。 強武器面で叩かれやすいのは、『MH4』の時点で既に火力面で他武器を圧倒的に突き放す強さだった操虫棍。本作では「エキス効果時間延長」の登場によりエキス維持が楽になった。 そのおかげで、欠点が緩和された操虫棍は火力面で一強となっており、他武器を使うのが馬鹿らしくなる。というよりも、「エキス効果時間延長」の効果が余りにも強力過ぎるせいで、操虫棍の中でも「猟虫は効果延長あれば他いらない」という歪んだバランスが発生している。 エキス効果延長の猟虫は前作で不遇だったパワーとスタミナを両立させた猟虫からしか強化ができなくなっている。猟虫の採用率のバランスを取ろうとしたのだろうが、これにより前作で大人気だったスピード特化の猟虫は一気に姿を消した。スピード特化を含んだ猟虫の効果はいずれも微妙なため、猟虫の効果のために操虫棍自体を1から作り直したという人も。 チャージアックスは大きく強化された結果、ソロでもマルチでも担ぎやすい武器となったことは歓迎されているが、他武器のお株を奪いかねない調整である点が問題視されている。 例えば、属性強化+GPによるガードは、本作最大のガード性能を誇り、鉄壁の防御をウリにしているランスやガンランスを上回っている。 また、榴弾ビンによるスタンと減気奪取力もハンマーを大きく上回る。コツコツと当てていくスタイルならハンマーに分があるかもしれないが、瞬間での奪取力はチャアクに勝てない。 大剣は、モンスターの隙が少なくなった結果、少ない隙を狙って重い一撃を叩き込める武器が有利となったことで相対的に強化されている。 また、どういうわけか(強)溜め斬りが強化されているため、壁殴りでもそこらの武器種より高いDPSを叩き出せるようになっている。 結局、上記3武器は『MHXX』で弱体化されることになった。 その一方で、モンスターの性能強化や極限状態によって使いにくくなった武器系統も多い。 太刀は練気ゲージを赤で維持することが事実上不可になっていたが、本作では赤ゲージのモーション値倍率の強化に加え、気刃大回転斬りを当てると赤ゲージの減少時間が10秒ストップされる効果が付いた。 しかし、大回転斬りを当てるタイミングが少ない本作では焼け石に水程度の強化でしかなく、広範囲を攻撃する点が極限状態の強制弾きと相性が悪い点が向かい風になっている。せめて練気ゲージが『MH3』ベース仕様だったらまだマシだったかもしれないが、それでも操虫棍の劣化感は否めない。 おまけに極限状態との相性も極めて悪い。長いリーチが災いして強制弾かれ部位に気刃斬りが吸われる、マルチプレイでは大回転斬りで味方を転ばせる等不利な要素が目白押し。高難度では「太刀を背負って入室したら即キックされた」なんて事態も当たり前である。 ハンマーはウリの減気とスタンが極限状態には無効というひどい扱いを受け、さらにG級最終強化武器は何故か武器倍率が低く設定されている。 おまけにスタンもチャージアックスにお株を奪われ、火力もそこまで高くなくなったので肩身が狭い。 強制弾かれ部位の影響で1か所を集中攻撃することが増えた結果、味方に小突かれて攻撃できないことも増えてしまった。 狩猟笛はモンスターの強化により演奏のタイミングが少なくなった。火力向上等の補填も無かったためソロでは苦戦を強いられる。特にシャガルマガラのランダムな地雷は本当にどうしようもない。 スタンや減気を無効にする極限状態相手はハンマー同様に分が悪い。高難度のマルチでも大して歓迎されないのが悲しいところ。 ランスとガンランスは機動力の低さ、かつ威力値の高い攻撃が増え攻撃を耐えるのが難しくなってしまっている。またガンランスはウリである砲撃も極限状態の前にはかなり低ダメージになる。 攻撃にSAが付けづらく味方にコカされまくる、ガンスに至っては砲撃で吹っ飛ばすため、マルチでは非常に肩身が狭い。 スラッシュアックスは相変わらず理不尽なモーション値の低下が続投。また、強撃ビン一強は変わらないが本作では強撃ビンの生産スラアクは性能が抑えられている傾向にあるのが災いして、発掘武器には勝てない状況になっている。 「貫通弓は弓ではない」と言われるほど貫通矢の威力が低く設定されている。 さらに極限状態のモンスターに貫通矢(弾)を撃つと「強制弾かれ部位に到達した瞬間矢が跳ね返される」といういっそ笑えるような事態が起こるため相性最悪。威力を下げられ、エンドコンテンツにも迫害されどうしようもない産廃になり果ててしまった。 その他 乗り攻撃を含むバランス調整。 『MH4』では新要素として比較的好評だった要素だが、今回はこの攻撃を多用することを強いられているかのようなバランス調整が施されている。 乗りスキルの装飾品の追加、操虫棍の過剰な強化など、明らかに乗り攻撃を優遇した調整がされている。モンスター的にもG級クエストにおける隙つぶし調整が加えられたため、一定の隙を作るためには乗り攻撃をするのが効果的となっている。極限状態のモンスターも狙いは難しいものの、乗り攻撃は一応有効となっている。 しかし、そもそも自由に乗り攻撃をできる武器はランスと操虫棍に限られており、強化された操虫棍が優位な立場に出てしまっている。 肝心のギルドクエストにおける乗り攻撃の場所の少なさについては改善が図られたのだが(後述)。 地形に関しての問題点。 前作から「あまりにも段差・傾斜だらけでガンナーが立ち回りづらい」とガンナー達は訴えていたのだが、結局マップの改善はされないまま。 新しい地形として、爆弾などが設置できず、勝手に移動させられるなどのデメリットしかない「流砂」が登場。全てのハンターにとって不利な環境ではあるが、特に一撃一撃を正確に当て続ける必要がある大剣使いにとって辛い環境となった。 逆に探索、ギルドクエストで訪れる未知の樹海では「乗りを狙うための段差のあるエリアが少なすぎる」と剣士から不満が続出しており、新エリアがいくつか追加されたのだが、今度は移動や回避に支障が出るレベルで段差だらけという杜撰なもの。何故そう極端から極端に走るのか。 追加されたエリアの中で、通称「紫水晶」と呼ばれる洞窟系のエリアの中に、「端から端まで前転一回分の広さしかない岩の台が数歩間隔で敷き詰められ、流砂まで発生している」という地形がある。事故が発生しやすく、台は爆弾やモンスターの攻撃で破壊できるが、それでもまともに戦える場所が1/3ほどしかないので戦闘エリアにこの地形が含まれるギルドクエストは非常に嫌われている。 よりにもよってディアブロスはこの紫水晶を含む砂地や洞窟のエリアにしか姿を現さないため、ギルクエでディアブロスに挑む場合は嫌でもこのエリアでの立ち回りを強要される。前述の通りモーション削減により突進の頻度が激増したため、段差だらけで足場の悪い当該エリアとの相性は最悪。 G級クエストのモンスター選抜について ドスジャギィはまさかのG級クエストなしである。それどころか素材自体が存在せず、ジャギィXシリーズも存在しない等、完全な冷遇を受けている。 G級ダレン・モーランは、当初村クエストでしか登場せず、オンラインで狩ることができなかった。(現在はクエスト配信済み) 一部G級モンスターの出し惜しみ 本作では「G級で対応するモンスターのクエストがゲーム中で出現せず、最終強化できない装備が存在する」問題がある。当初はリオレイア希少種とリオレウス希少種の金銀夫婦、ダラ・アマデュラ原種、ミラボレアスのG級クエストが出現するクエストが存在しなかった。 後にイベントクエストで配信されたが、配信完了まで実に5か月もかかっているため、出し惜しみとして非難が強い。 金銀夫婦は、火竜武器の最終強化としてお馴染みだったが、イベント配信限定になってしまったせいで多くの火竜武器が中途半端な性能のまま強化のお預けを食らうハメに。『MH4』の上位ではラスボスに挑む前に挑めたのに何故G級では出来ないようにしたのだろうか。 ゲーム内で最終強化できる火属性武器もあるが、どれも攻撃力が低かったり斬れ味が劣悪だったりと金銀夫婦の武器に比べるとどこか抜けた性能だったりする。武器種によっては「金銀配信までまともな火属性武器がなかった」というモノもあった。 オオナズチや混沌に呻くゴア・マガラ、そして本作の集会所ラスボスなど、火属性を弱点とするG級限定モンスターはいずれも強者揃い。時期が合えば大活躍できたであろうことは想像に難くない。 また、エピソードクエストで金レイアを狩猟する際にNPCが当時まだ未解禁だった銀レウスについて煽りを入れるといった問題点もあった。分かってやっているのなら相当悪質である。 ミラボレアスは本作発売から約5か月後と上記4体では最後の配信となった。しかし、出たら出たでG級武器の性能が非常に優秀であり、大半の武器種において「龍属性はミラボレの武器があれば他いらない」という状況を引き起こしてしまった。配信が遅くなったぶん装備を高性能にすることで不満を抑えようとしたのだろうが、こんな極端な性能にするぐらいなら他の龍属性武器としっかり差別化できる性能にしたうえでゲーム本編で狩猟できるようにしたほうが良いのは言うまでもない。 『MH3G』でも同じ問題点があったが、上記のような点を考慮すると本作の方が余程悪質と言える。 ゲーム内のクエストに存在しないモンスターはミラルーツもいるが、そちらは武器が独立生産であること(強化をお預けされることがない)とサプライズ枠ということで批判は少ない。 そしてこの問題点は『MHX』にも引き継がれてしまった(ただし『MHXX』で改善)。プレイ時間の引き延ばしをしていると見て間違いない。 総評 前作からの不満点を概ね改善、『MH4』から正統進化しており、武器種、ボリュームなどは「G」の名に恥じない出来だと言える。 純粋なやりこみ要素やマルチプレイ時におけるやりごたえは現在でも携帯機屈指の内容となっている。 一方、パーティプレイ向けへの転換を推し進めた反動により生じた、無視できない問題点もある。 モンスター側の単純な強化に留まらないインフレも進行し、特にG級終盤における「極限状態」は肉質硬化などのストレス仕様によりプレイヤーを篩にかけ、プレイスタイルをも縛っている。 武器間におけるバランスの悪さが改善できなかったどころか、むしろ悪化した点も憂慮すべき部分であろう。 ソロプレイヤーへの救済策にも乏しく、オトモアイルー2匹程度では到底穴埋めできるような難易度ではない。 並の腕前のプレイヤーでは集会所のラスボスを拝むことすら困難というのは、いささか調整不足と言わざるを得ないだろう。 しかしモンスターハンターシリーズは過去作、特にプレイ人口が急激に増えた『MHP2G』から「ソロではそこそこ難易度の高いゲームだが、パーティープレイになると途端にヌルゲーになる」と、パーティープレイでも歯ごたえのあるモンスターとの狩りを望んでいた「玄人ハンター」が多数存在していたのも事実である。 また、誤解されがちだがソロプレイでも相応の腕前があればクリア自体は十分に可能。 最高クラスのギルドクエストでも、ソロでクリアしている人は決して少なくない。とはいえ、その「相応の腕前」がどれほどのものかはまた別の話であるが…。 エピソードクエスト等の仕様を見ても、本作が歴代ファン向けなのは明らかである。 だが、逆に言えばゲーム終盤のその難易度も相まって、新規やライトユーザーにとってはハードルの高いゲームに仕上がってしまっていることは否めない。 現在ではオンラインプレイも不可能になっており、これからプレイしようと考える人は、パーティー向けに調整されたクエストをソロで戦い抜く腕前と根気があるかどうか、自分と相談してから購入すべきだろう。 余談 本作はNewニンテンドー3DSと同日に発売した。New3DS対応ということもあり、ある意味では「New3DSのロンチタイトル」ともいえなくもない。 もっともこれより前に発売したソフトでも対応した作品もいくつかあり、専用ソフトまで発売した今ではそんな印象はほとんどないが…。 2015年に本作をベースにした『モンスターハンタークロス』が発売された(なお、本作と違いナンバリングタイトル(直接的な続編)ではないと明言されている)。 グラフィックやシステム面では本作の要素を引き継いでいるものの、『MHX』独自の要素も非常に多い。詳細は該当ページを参照 ナンバリングタイトルに相当する続編としては、2018年に『モンスターハンター ワールド』が発売された。 2014年10月14日、「『MH4G』発売記念サポートパック」というアイテムが配信された。しかしその配布の方法が「ゲーム内のマイルームからニンテンドーeショップに接続し、追加データ(いわゆるDLC)としてダウンロードする」というもので、「今後有償DLC要素を実装する為の準備なのでは?」と噂されたが、結局追加データとしての配信されたのはこのアイテムパックのみで、それ以外のダウンロードコンテンツは従来通りゲーム内ダウンロードメニューからダウンロードする形となっている。 後々に『モンスターハンター ワールド』以降、本当に有償DLCが販売されるようになったが、いずれも重ね着装備やチャット用スタンプなどゲーム的な性能を持たないものに限られている。 本作の不満点の大半を占める『極限状態』だが、復活を望むユーザーも極少数存在する。 ハンター側の強化やシステムが快適になった『モンスターハンター ワールド』、『モンスターハンターライズ』に物足りなさを感じ、ハードな狩りを求める 廃人 シリーズファンがこのような主張をする場合が多い。 しかし次回作である『モンスターハンタークロス』のディレクターを担当した一瀬泰範氏はニンテンドードリームの記事で「『MH4』であった狂竜化はゴア・マガラを主軸としたストーリーで進んでいくものではないためカットした」とコメントを残しており、今後発売されるシリーズで狂竜化や極限状態のような強化システムとして実装される可能性はかなり低いと思われる。 『モンスターハンターライズ サンブレイク』では設定もシステムも似ているエンドコンテンツの『傀異化』が登場。しかし極限状態に理不尽な防御力は一切なく、解除せずともまともに戦える調整となっている。
https://w.atwiki.jp/kaizouquest-setumei/pages/13.html
改造クエスト配信所で紹介されているクエストについての詳細です。 配信所での見方 配信所の左側に、更新された最新のクエスト(例外あり)が載っているので、 それをクリックするとそのページに飛びます。 種類が増えてくると見にくいので、近々クエスト種類別でメニューを作るかもしれません タグ検索で探してみると、より自分の欲しいクエストが見つかりやすくなります。 タグについての説明 配信所でタグを見てみたが、よくわからない! タグとはなんぞや? という方に、分かりやすく(?)説明します。 リクエストの心得 クエストをリクエストしてみたけど、全く採用されない… そんな人に、基本的なアドバイスです。 ここでの見方 左側のメニューに、DとかPとかのクエストメニューが書いてあると思います。 そこから入って、自分の探したいクエストを探してください。 もし、探したいけど名前がわからない、どれからやればいいのかわからない という方がいるのなら、ページ下の方にあるタグから検索をすれば、 きっとご希望にそったクエストが見つかると思います ↓質問や要望などはこちらのコメントへ 出来る限り答えますので。 新しいクエスト求む・・・ -- (鴉) 2012-03-27 17 52 50 ぼくはあらしをしましたごめんなさい -- (鴉) 2012-04-05 00 53 12 配信所に入る時ロード中で、止まってしまうんですけど、どうすればいいですか? -- (RIOREUSU) 2012-04-14 01 21 43 それはアドレスかポート番号が間違っているからですアドレスは23.16.156.78ですポート番号は8140です。 -- (神) 2012-04-30 13 58 43 アクセスができませーん。どうしたらいいんですか -- (アクセス) 2012-05-04 13 56 13 たすけてーーーーーーーーーーーー -- (アクセス) 2012-05-04 13 56 45 なにかがまちがっているんですかー -- (アクセス) 2012-05-04 13 57 45 アクセスができません。どうしたらいいんですか -- (みずき) 2012-05-04 13 59 45 あくせすできなーーーーい -- (gorikoppu) 2012-06-16 23 50 07 あどれすとかかわっちゃったのー -- (gorikoppu) 2012-06-17 00 02 34 エラーがでるよー -- (gorikoppu) 2012-06-17 00 13 28 アドレス教えてーーー -- (kenichi) 2012-06-22 20 06 45 ただいま管理人が不調につき、 少しの間休んでおります。 復帰しだいお伝えするので、 ご理解をお願いいたします。 -- (S3rd) 2012-07-08 21 37 01 ログインできない ユーザー名って何? -- (質問) 2012-11-01 23 04 30 おなかいたいのー -- (名無し) 2013-03-30 20 34 24 くすりでなおそーよー -- (名無し) 2013-03-30 20 35 46 不調でもPCできるよね〜 -- (等は逆頭) 2013-03-31 18 42 39 そろそろなおてませんかー -- (くれーまー) 2013-04-14 10 50 54 アドレスとポート番号だけ教えてください。 -- (Mr.チート) 2013-04-14 10 53 51 死んじゃだめだ -- (治し棄て通) 2013-04-14 10 54 56 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/mhp2g_hame/pages/28.html
エリア名所要時間・装備・スキルなど 戦術 備考 エリア名所要時間・装備・スキルなど 戦術 備考 同エリアで違うハメ方がある場合 エリア名ハメ手法1所要時間・装備・スキルなど 戦術 備考 ハメ手法2所要時間・装備・スキルなど 戦術 備考 エリア名 概要 クエスト名:xxxx 所要時間・装備・スキルなど 時間:xxx 武器:xxx スキル:xxx 持ち込みアイテム:xxx 戦術 xxx 備考 xxx エリア名 概要 クエスト名:xxxx 所要時間・装備・スキルなど 時間:xxx 武器:xxx スキル:xxx 持ち込みアイテム:xxx 戦術 xxx 備考 xxx 同エリアで違うハメ方がある場合 エリア名 ハメ手法1 概要 クエスト名:xxxx 所要時間・装備・スキルなど 時間:xxx 武器:xxx スキル:xxx 持ち込みアイテム:xxx 戦術 xxx 備考 xxx ハメ手法2 概要 クエスト名:xxxx 所要時間・装備・スキルなど 時間:xxx 武器:xxx スキル:xxx 持ち込みアイテム:xxx 戦術 xxx 備考 xxx
https://w.atwiki.jp/dragonquest10/pages/141.html
クエスト125 TOP クエスト クエスト121〜140 クエスト125 [#eb880a66] クエスト125「ルイーダの秘密」 [#yaee09f9] 内容・クリア手順 [#f1133688] ルイーダの初期ステータスと装備品 [#o0ddb07b] ※一部、ネタバレを含む記述があります。 クエスト125「ルイーダの秘密」 No. クエスト名 場所 相手 受注条件 報酬 配信開始日 125 ルイーダの秘密 (ストーリー) セントシュタイン 城下町 リッカ 本編クリア後クエスト123をクリアしている ルイーダが仲間になる 2009/07/31 内容・クリア手順 クエスト受注条件:本編クリア後、クエスト123クリア済み カウンターの裏からリッカに話しかけ、ルイーダの話を聞く ルイーダに話しかけ、ミロの話を聞く カルバドの集落でラボルチュからミロの話を聞く ※いない場合は、ダダマルダの穴の墓参りのイベントを見に行く。 カルバドの集落(夜)でミロの幽霊と話す カルバドの集落からジャーホジ地方へ徒歩と船で行く(西側から回って行くと近い)※ルーラ・天の箱舟を使うと4からやり直しになるので注意 ジャーホジ地方東側にある墓を調べるとイベント 友情のペンダントをルイーダに渡すと彼女が仲間になってクリア。以後「ルイーダの酒場」でルイーダを呼ぶことが出来るようになる ルイーダの初期ステータスと装備品 職業/レベル HP MP ちから すばやさ みのまもり きようさ みりょく かいふく魔力 こうげき魔力 盗賊/Lv28 157 41 92 126 74 124 18 25 0 EXP 83340 残スキルポイント 62 武器 盾 頭 上半身 手 下半身 足 アクセサリ シーブスナイフ なし なし ルイーダの服 なし なし ルイーダのくつ ラッキーペンダント
https://w.atwiki.jp/mh_rifujin/pages/605.html
Q: 975 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2008/01/07(月) 20 24 44 ID DjRpfQ5B 小説版モンハンを読んでいたら、 グラビの睡眠ガスを喰らった大剣使いが足踏みでリアル即死していました。 ゲームでは「足踏みで起きれた。めっちゃらっきー」なのに、理不尽です。 180 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2008/01/17(木) 20 15 50 ID s87piZ2M 以前のスレに、「小説読めば結構疑問が解決する」みたいな書き込みがあったので読んだのですが、 アレは、むしろモンハンの理不尽な点を強引に解釈しなかった例でした。 リアル死・武器破壊(ボウガン多し)・飛龍の理不尽攻撃と低体力・ネコ救助無し等はゲームと違いすぎます。 作家はハンター大全も読んでるはずなのに違いすぎて理不尽です。 243 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2008/01/19(土) 20 11 05 ID hvp8xfsl 小説でグラビに吹っ飛ばされた大剣使いが、溶岩で溶けてガチンコ昇天していました。 理不尽です A: 976 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2008/01/07(月) 20 28 04 ID oqjfxy+L 975 小説版モンハンはモンハンの理不尽な点を強引に解釈したらどうなるかを書籍化したものです。 分類的には空想科学読本と似たような扱いになります。 981 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2008/01/08(火) 09 46 00 ID HMhghCNz 975 人間打ち所が悪いとグラビに踏まれたくらいでも死んでしまうものです 怖いね 982 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2008/01/08(火) 10 55 02 ID 9YYBU36A 蹴られたぐらいじゃ死なない、 踏まれたら死ね。 983 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2008/01/08(火) 11 31 08 ID qeIIn2j+ 怖いね 181 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2008/01/17(木) 21 22 42 ID HB93uXuP 180 逆に考えるんです、小説が理不尽であると… 182 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2008/01/17(木) 22 05 37 ID LAizutru 180 小説の題材にするためのそのクエスト限定の劇的な演出です ギルドも小説の題材なら……と猫救助無しを認めています 何を言っているのか自分でもよく分かりません 183 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2008/01/17(木) 22 52 01 ID wLkQIic6 人の命<印税の分け前 理不尽ってレベルじゃねーぞ! 184 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2008/01/17(木) 23 21 54 ID HB93uXuP 183 まあ、ギルドは自分らに不利な影響を与える人には ギルドナイト送り込んで秘密裏に抹殺するような所ですからね… あながちありえないと言えないところが怖いですね… 244 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2008/01/19(土) 21 44 56 ID eGhcHN6v 既出ですが小説とモンハン世界では舞台が違います。 映画で人がバタバタ死んでも大した問題はありませんが、現実世界で人が死ぬとそれはそれは大変かつ面倒な事この上ないのと同じです。 もしもあなたのキャラが死亡=1からキャラメイクし直しとかなったらどうしますか? よほど鈍感な人間でもない限り「このクソゲーが!!」と罵る事請け合いです。 245 :ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2008/01/19(土) 22 21 47 ID U4+KgPtk 243 小説は作者の都合で登場人物の生死が左右されますが、現実ではそうはいきません ハンターは飛ばされても、溶岩ギリギリで止まりますよね? あれは生身の人間の“生きたい”という気持ちがそうさせているのです とっさに受け身をとっています 小説